今回は冷凍弁当で有名な食宅便の「限定メニュー」についてみていくことにしましょう!
冷凍弁当と言えば,きんぴらごぼうやひじきが添えてあって,魚やカツがメインのおかずとして君臨しているイメージで,そうしたラインナップは同社のおまかせコースのところに確認できます。
ですが,こどもから大人まで人気のカレーやナポリタンのようなキッズメニューであったり,機内食のノウハウを生かしたようなメニューだったりが発売されることがあるわけです。
それらは期間限定になってしまうことがほとんどですが,1年後に再登場することもあります。
普段とは違う限定メニューについてもチェックすることで,マンネリ化しがちな冷凍弁当ライフをより楽しくしてみましょう!
食宅便の限定メニューとは
食宅便の限定メニューですが,レギュラーコースではないので,コース一覧を見ても出てきません。
そのラインナップについて確認するためには,トップページの下の方に行ってみましょう!
すると,上記画像のようなボタンが見つかるはずです。
更新時点でチェックしてみると,いくつか取り扱いがありましたが,そのラインナップは以下のような顔ぶれになっています↓
限定メニューのラインナップ
敬老の日スペシャルセット,豆乳ジェラート5種セット,Pan&セット,くずもちアイスバー4種セット,空の旅満喫セット,4種の氷カフェセットなど
こうしてみると,祝日や季節に合わせた内容のメニューが登場していることがわかるはずです。
他には,人気のあったものが再度登場してくることもあります。
なお,飲み物セットであろうとスイーツのセットであろうと,主役はあくまで冷凍弁当です。
例えば,氷カフェセットの内容をみてみると,氷カフェ4種(コーヒー,苺,抹茶,ココア)の他は,汁無し担々麺,和風ハンバーグ,いかとたらこのグラタン風,治部煮,スープカレーという冷凍弁当で占められています。
とはいえ,その冷凍弁当のラインナップも定番であるおまかせコースに含まれていないメニューだったりしますので(スープカレーのように定番なものもありますが),普段と違う味を楽しみたい方は限定メニューを食べてみるのがおすすめです。
なお,栄養素的にみても,通常メニュー通りバランスが取れたものになっているので心配要りません。
以下では,過去に食宅便で発売されていたまんぷく亭のメニュー内容を見ながら,冷凍弁当の品質や味についてまとめてみましょう!
食宅便の限定メニューと通常メニューの違い
食宅便ですが,定番である「おまかせコース」や「おこのみセレクトコース」は200kcal台のラインナップが中心で,たまに400~500kcalのものがあるくらいの内容です。
そしてそれ以外のコースといえば,何らかの制限がされたものばかりで,カロリーや塩分,糖質などを完全にコントロールした制限食もあります。
ですが,期間限定メニューはスイーツやドリンクだったりが付いてくることからもわかるように,比較的制限を取っ払って,自由にセレクトされているものが多いです。
今回紹介する「まんぷく亭」も,それまでにない特徴を備えていました。
そのメニューは以下の通りです↓
あんかけ焼きそば,唐揚げ,とんかつ,ナポリタン,焼肉丼,五色丼,麻婆豆腐丼,カレー
近くのお弁当屋さんに子どもを連れていったら,大体この中のどれかから注文するくらい人気のあるラインナップだったので飛びつきました。
なお,カロリーについては,上のほとんどが400~500kcalであり,コロッケカレーに関してはなんと846kcalもあったのが印象に残っています。
コンビニのお弁当のコーナーに並ぶカレーも1000kcalを超えていたりするわけで,雰囲気としてはそちら側に近く,普通にお腹いっぱい食べられる冷凍弁当だったというわけです。
通常の食宅便は,定期利用することを考え,週替わりできる数十種類のラインナップがあるのが普通ですが,限定メニューは何が含まれるかは決まっています。
なお,食べる順番に決まりはありませんし,8食全部食べたらバランスが取れるようなラインナップでもありません。
ただ食べたいときに食べたいものを食べる。
そんな自由さが限定メニューのウリだと思っています。
食材宅配サービスを長く利用していると,毎日食べるものがあらかじめ決まってきてしまい,他社の冷凍で届くようなものでなければ消費期限も気にする必要があって,意外と不自由な食事ライフを強いられることもあるわけです。
料金も,豪華なメニューをウリにするようなセットでなければ,通常のものとそこまで変わらず,多くが送料込みで5000円くらいなので,贅沢だからと躊躇するようなものではありません。
積極的にページを覗いてみては限定メニューが更新されていないか確認してみましょう↓
それでは以下で,みなさまの食欲を刺激してまとめといたしましょう。
食宅便の珍しいメニューを食べてみた感想
食宅便の冷凍弁当は当然ながらクール便で,あらかじめ指定した時間に届きました。
段ボールを開けると,中から飛び出す,魅惑のキッズメニューたち!
容器の形からは,どことなく外食っぽさが伝わってきます。
ちなみに,後に出てくる「唐揚げ」と「とんかつ」は主食が抜きの形となっているので,ご飯を自前で用意して一緒に食べても構いません。
しょうゆ味とカレー味の唐揚げ
調理方法は簡単で,外装の角をハサミでちょっとカットしたら,表に書かれた調理時間だけ,レンジでチンするだけです。
食生活アドバイザーの勉強を通して,お皿に移すとよりおいしく見えることを学びましたが,本記事の最初に載せた写真はこのメニューをお皿に移したものとなっています。
元の容器で食べても美味しいですが,ひと手間加えると,その分美味しくなることは確かです。
さて,この唐揚げ,味は濃い目で数も多いので満腹感に大きく貢献してくれました。
しかも2種類の味わいができて飽きがきません。
添えられたパスタは薄味で濃薄のバランスが取れていますし,ニンジンは甘く,まさにレストランで食べるような味です。
私はこの日ちょっと食べすぎていたので,ご飯などと一緒には食べませんでしたが,これだけで食べても腹8分目くらいになりました。
さすがの量です!
焼肉丼
2食目は焼肉丼です。
こちらは肉が柔らかく,冷凍弁当のイメージを良い意味で覆してくれました。
とはいえ,ちょっと薄味だったので,焼肉のタレを別でかけて食べました(叙々苑のタレがおすすめ)。
ご飯付きでしたが,カロリーが500kcalを切っていたのでほどよかったですし,お腹にたまる感じがあって良かったです。
余談ですが,この焼肉丼をお皿にきれいに移すのは難しいでしょう。
基本的に付属の容器のまま食べた方が良いものも中にはあるようです。
麻婆豆腐丼
続いて麻婆豆腐丼ですが,濃厚でスパイシーな味わいで,普通私はしょうゆや花胡椒をかけて食べることが多いのですが,その必要がありませんでした。
お米も粒が立っていて,冷凍ものとは思えません。
木綿豆腐は崩れ落ちる系でしたが,箸でつかめないほどではないです。
ハンバーグ&ナポリタン
ナポリタンとハンバーグという,キッズが大好きなメニューも今回のラインナップに入っていました。
ソースはピーマンと玉ねぎが入って食感がよく,麺はふっくらしているのでソースが良く絡んでおいしいです。
ハンバーグはシンプルな味付けで,これだけ食べてもカロリー500kcalを切っているのもうれしいところ。
食べ終わった後には大きな満腹感があり,まさに限定とするにふさわしいメニュー内容でしたね。
コロッケカレー
ちょっと温めにくかったコロッケカレーですが,コロッケはジェラートのように崩れていく感じ。
滑らかな口当たりでよかったです。
子ども向けなのかやや甘口の味付けでしたが,愛用しているドロソースをかければ問題なし(おすすめ)。
スパイシーな感じはしっかりありました。
五色丼
今度は打って変わって,海の幸です。
それっぽい香りはアカモク(別名ギバサ)が運んできているのでしょう。
写真では茶色っぽく写っているものになりますが,鮮烈な磯の香りと粘りが特徴の海藻で,秋田らへんではポピュラーな食材です。
電子レンジ調理にもかかわらず,トロロやオクラがそこまで熱くなりすぎならないのは,あらかじめ考え抜かれた結果なのでしょうか。
私は右の写真のように混ぜて食べてしまいましたが,そうせずに,1つ1つの食材を味わう食べ方をした方がよかったかなぁと食べた後に気づきました。
とんかつ
キャベツはしっとりで,こちらも温まりすぎないのは流石です。
カツはサクッとはしてはいません。
冷凍食品らしい味ではありますが,しっかり味が付いています。
スパゲッティーもアルデンテからは遠いのですが,タラコの味が新鮮でアクセントになっていて満足です。
冷凍弁当には冷凍弁当なりの工夫があることが伝わってきました。
海鮮中華あんかけ焼きそば
最後はあんかけ焼きそばの紹介です。
あんは味がしっかりしていて,塩気も程よくおいしく食べられます。
特に良かったのはアサリ・エビ・イカといった具材の味をしっかりと感じられたことでしょうか。
弾力があって,純粋に良いものを食べてる感がありました。
麺はもちもちで食べ応えについては申し分なしです。
まとめ
以上,食宅便の限定メニューについて,その特徴や味の感想についてまとめてきました。
今回食べたメニューにランキングを付けるなら,ベスト3は以下のようになります↓
- ナポリタン&ハンバーグ
- 海鮮中華あんかけ焼きそば
- 麻婆豆腐丼
もし今後,似たようなメニューが出てきた時は優先的に選んでみてください。
とはいえ,今回ランク外になったものも含めて,どれも満足感が高く,どのようなタイミングでも食べられるのが高評価でした。
あくまで普段から存在する定期便がメインである食宅便ですが,ちょっとマンネリ化してきたときには是非限定メニューを探していただくと,変化が加わってより楽しめることと思います。
とはいえ,一度切りで2度と出会えないラインナップもあるので,それだけが玉に瑕ですが,美味しい時間を過ごせてもらえたことに感謝しかありません。
是非,皆さんも良い限定メニューに出会えますよう,祈っております。
最後までお読みいただきありがとうございました。