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わんまいるの健幸ディナーは国産100%でバランスが取れています

自宅で調理する余裕がないとき,冷凍できる惣菜というのは大変役に立ちます。

もちろん冷凍弁当の方が電子レンジ一つで調理が完了して楽ではあるにはあるのですが,全部の食材を同じタイミングで温めるわけですから,どこかでそのしわ寄せが出てきてしまうものです。

例えば,どれかの食材だけ加熱しすぎてしまったり,逆に冷たいままだったりという経験は誰にでもあることと思います。

冷たいまま食べるような食材は絶対に用意できないでしょう。

さて今回ですが,わんまいるという会社の「冷凍惣菜」の特徴について,「健幸ディナー」というおかずセットを例にレビューしてみたいと思います。

公式サイト

また,単品で販売されている冷凍メニューについてもいくつか注文してみたので,合わせてみていきましょう!

わんまいるの冷凍惣菜の特徴

わんまいるの冷凍総菜

わんまいるでは,現代における食の基本として,

  • 栄養バランスの良い食事
  • リラックスして食べられる
  • 腹八分目の食事を続けられる

の3つに着目しています。

これにより健康的かつおいしく楽しい食事の時間が生まれるというわけです。

それでは具体的にどのような工夫が施されているかですが,これには食材・製法・形態の3つの点からみていくのがよいでしょう。

食材はすべて国産

まず食材ですが,地産地消をモットーとしていることが挙げられます。

わんまいるの理念は,「生産から販売にいたるあらゆる作業を国内で行うことで,日本の農業や漁業の振興に貢献すること」だそう。

大阪市北区に本社があるので,その周辺地域を中心に,国産100%の食材が使用されています。

食べる側の私たちも,日本にいるどこかの誰かさんの役に立てているのだと感じられますし,何より,旬の素材を食べられるメリットが大きいですよね。

スーパーに行けば色々な食材が手に入る時代ではありますが,旬のものは栄養価が高いですし,季節の移り変わりも感じられます。

ほうれん草は夏より冬の方がビタミンCは5倍になるそうです。

調理技術の高さ

食材に続き,わんまいるの調理技術にもこだわりがあります。

百貨店や老舗の料亭やホテルに納めている,定評あるお店に頼んで手作りしてもらったものを,わんまいるの堀田社長が試食し,OKが出たもののみを扱っているのが特徴です。

惣菜専門店以外に,京料理専門店や大阪中央卸売市場の目利き仲買卸,大阪西成の精肉専門店などが例として挙がりますが,どこで製造されたものなのか社長が1つ1つのメニューに対してパッと説明できるあたり,実際に懇意にしていることが伺えますし安心できます。

ここで忘れてはならないのは,それを冷凍惣菜にする際に使う技術の高さでしょう。

出来立てをすぐに冷凍するだけでなく,合成保存料や着色料をできるだけ使わない気遣いに加え,真空パックにする際の圧力で味がしみ込みやすくなるところを逆に生かして,塩や砂糖といった調味料も減らすことに成功しています。

このときの技術も最新のものを取り入れているわけですから,想像以上のクオリティーに驚かされることでしょう。

冷凍惣菜という形態

冷凍弁当ではないので,真空パックにすることができるのでしょうが,それ以外にも,小分けにできるため好きな量だけ食べることであったり,湯煎と流水解凍を使い分けることでバリエーションに富んだメニューにすることが可能になります。

また,解凍後,必然的に器に盛ることになるのでちょっとしたひと工夫が加えやすいのも特徴です。

焼き物や揚げ物をトースターで焼いたり,和え物を絞るなどの工夫や,もちろん盛り付け次第で何倍もおいしく見せることができるでしょう。

電子レンジでチンするのと比べると,やや調理に時間がかかってしまいますが,時間をかけた分だけ料理がおいしくなるのは事実です。

梱包はシンプルでかさばらないので,冷凍庫にしまいやすいですし,ゴミも袋だけなので少なくすみます。

 

健幸ディナーのレビュー

健幸ディナーの外観

2009年に発売され,すでに160万食以上出ている人気商品がこちらの健幸ディナーです。

ここまでやや説明気味でしたので,ここからは実際のメニューをみながらレビューしていきましょう。

1週間分のメニューは一覧表になっていますが,管理栄養士が毎月のメニューを考案してくれていて,平均カロリーは400kcal以下,塩分3.5g,主菜1品に副菜が2品付いた5食となっています↓↓

メニュー一覧

解凍時間もまとまっているのでこちらで確認するとよいでしょう。

1食ごとにビニール袋に分けられて入れられ,メニュー名を書いた紙も入っていて親切です。

1食目にいきなり鮭のフライがありました。

三陸沖の鮭を大阪の専門店で揚げ急速冷凍したものです。

揚げ物も湯煎するのが意外な感じでしたが,べちゃっと仕上がることもないですし,焼き魚や揚げ物はその後でトースターで3分あぶると,パリッと食べられます。

魚臭さがなく,下処理されているので,安心して丸ごと食べられました↓↓

鮭のフライ

実はふっくらしていてジューシー。

栄養素的には,DHAやEPA,ビタミン,ミネラルなどがバランス良い鮭ですが,一方で副菜のゴボウは食物繊維が豊富。

豆からはイソフラボンも取れます。

味付けに注目しても,マヨネーズ中心の濃い味付けは,甘めで優しい味付けのもう1つの副菜と並べると,メリハリがついていました。

健幸ディナーの副菜

食感もゴボウのシャキシャキと,キャベツやもやしの食感は,鮭のフライのジューシー感と対照的です。

揚げ魚に続き,2食目は焼き魚でした。

メニューの詳細は,「千葉県産さばの塩焼き・なめこと大根おろし・北海道産切り昆布煮」で,副菜の2品はどちらも流水解凍で冷たいままでいただきます↓↓

わんまいるのおかずセット2食目

さばは骨が取ってあり皮1枚以外はすべて食べられ,塩焼きのせいか臭みを感じません(血合いの部分もとはいきませんが)。

副菜のおろしと合わせて食べるのですが,その塩気がなめこの甘みや大根の辛みと混ざっておいしいです。

ご飯を別に足すことはしませんでしたが,昆布煮は豆がたくさんなのでお腹にたまります↓↓

さばとおろし,そして昆布煮

3食目は肉じゃがです。

近くのスーパーで惣菜を買うこともありますが,肉の量も多いですし,味がおいしいのは石見ポークだからでしょうか。

石見ポークの肉じゃがと秘伝豆,切り干し大根

切り干し大根は食物繊維以外にカルシウムが取れますし,揚げのおいしさが伝わりやすい味付けになっています。

秘伝豆というのは山形特産のものらしいのですが,ザックリ言うと,「皮のブヨブヨ感のない枝豆」でしょうか。

こちらも豆がたくさんなので,タンパク質も十分に取れますし,箸休め(日本料理に見られ,食事途中の気分転換に口をさっぱりさせる目的で供されるもの)の存在価値がよくわかるメニュー構成になっていました。

4食目は和洋中が同居したラインナップ。

洋を代表する「ロールキャベツのトマトソース煮」は純粋においしく,トマトに玉ねぎ,ニンニク,白ワイン,パプリカなどからなるソースは食べ応えがあって,食欲をかきたてます↓↓

ロールキャベツ

中華っぽい「キャベツとごぼうのドレッシングサラダ」は味付けがおいしいので,長く噛んでいられます。

お腹にたまるように感じるのもそのせいでしょう。

また,ほうれん草と玉ねぎの炒め煮は,安心する味と甘さが落ち着く和食です。

ゴボウのサラダとほうれん草などの炒め物

ゴボウのサラダとは対照的に,やはり温かいものでした安心感は出せないことがわかります。

この日のメニューのカロリーは合計で258kcal,塩分は1.9gでした。

5食目はラストを飾るにふさわしい内容のものが登場!

デパ地下の味の「肉団子と野菜の甘酢あんかけ」を筆頭に,ブロッコリーはお浸しになっているため,普通に茹でたのと違って食べやすいです。

チンゲン菜は食感がよく,ほんのり甘いので主菜を引き立ててくれます(栄養素的にもビタミンB1の吸収を助ける硫化アリルが含まれています)↓↓

肉団子と野菜の甘酢あんかけ

味も良く,何と言いますか,「良いネギってこういう味だったな」と思えるような味でした。

おかずセットとして5食分まとめてみても,献立にダブりもなく,栄養面や味のバランスが取れていたように感じます。

毎日楽しく食べさせてもらいました。

 

単品メニューのレビュー

わんまいるでは,健幸ディナー以外に,単品メニューも注文できます。

一緒にいくつか注文したので,こちらもレビューしていきましょう。

まずは7種のチーズのグラタン。

チーズグラタン

作り方はラップと蓋を外してレンジでチンするだけ。

ケースは丈夫な紙っぽいもので,熱くなっても持てます。

チーズのいい香りがしてきました。

真ん中が冷たい感じでしたが,かき混ぜると大丈夫です。

パセリの味がちゃんとわかるのも,冷凍食品としては珍しく,ベースに対して上のチーズが濃厚なのでメリハリがついていました。

2つ目の「博多八助監修の博多うまかひとくち餃子」は,誰もが調理に失敗しない簡単さが魅力です↓↓

博多うまかひとくち餃子

中の具材は甘めで,外はパリッと仕上がります。

スナックみたいな餃子で,付属のタレを付けるとより一層おいしく食べられました。

15個で380円という料金も魅力で,またリピートしたいですね。

電子レンジで食べられるビフカツやアジフライもレビューしてみましょう。

先の鮭のフライは湯煎でしたが,調理に10分以上の時間がかかるのがやや難点でした。

それに対し,これらはレンジで2分30秒で済みます↓↓

わんまいるのヒレカツ

とはいえ,健幸ディナーのものと異なり,豚肉は国産ではありませんでしたし,ナイフで切りにくいちょっとべちゃっとした感じの肉でした。

アジは鳥取県の境港産で特にまぁ普通のクオリティーです。

値段は2尾で398円。

近くのスーパーで買うのと比べると割高ですかね。

もっともどちらもお腹にはたまりますし,それっぽい味は楽しめました(なんでもかんでもドロソースをかけるのが最近の私のお気に入りです)。

ですが,先の餃子のほうが魅力的でしたね。

ちょっと変わり者として,「三日とろろ」も頼んでみました。

本来ならばお正月の3日目にお節で疲れた胃をいたわるために食べるものですが,わんまいるを利用した1週間の〆に食べておきましょう↓↓

三日とろろ

味の付いたとろろが3つセットになっていて,流水解凍して食べられるので便利です。

ざるそばと合わせて食べましたが,150gくらいの麺の量に1袋で十分といった感じでした。

こちらもおすすめです!

 

料金とキャンペーン情報

わんまいるのキャンペーン

ここでわんまいるの料金やキャンペーン情報についてまとめておきましょう。

まず料金ですが,

  • 健幸ディナーは3,980円(定期購入)
  • 単品メニューは300~500円代が中心
  • 送料は935円(一部地域除く)

となります。

クール便になる関係上,どうしても送料が高くなってしまうので,注文の際には単品メニューも同梱するとよいでしょう。

また,キャンペーンが実施されることがあり,今までに確認できたものとしては,以下の通りです↓↓

  • お試しセットがさらに552円引き(在宅勤務応援キャンペーン)
  • トングプレゼント(新規に定期コースに申し込む)
  • 3回分送料無料(友達紹介キャンペーン)
  • 3,980ポイント進呈(健幸ディナー定期購入キャンペーン)

最新のキャンペーンにつきましては,以下のページで確認して下さい↓↓

キャンペーン確認ページ

 

まとめ

わんまいるの揚げ物の食べ方

以上,わんまいるのサービス内容について特徴をまとめた後で,健幸ディナーとその他単品メニューについてレビューしてきました。

作業自体は湯煎や流水解凍なので簡単ですが,冷凍弁当より時間が多少かかるため,出来上がりもよりおいしくなるのが冷凍惣菜の魅力です。

加えて,国産100%にこだわり,栄養バランスも考えられた健幸ディナーは,毎回3品が揃っていて飽きることなく料理を楽しめます

単品だと自分の好きな物ばかりを頼みがちになってしまい,栄養バランスからは離れがちになってしまいますが,例えば先のチーズグラタンも表の目立つところにカロリーが268kcalと書かれており,そこらのコンビニで食べると400kcalは軽く超えてくることを考えると控えめに抑えられているのは事実です。

それに何より,買い物や本格的な調理をする必要がなく,材料も残らずに使い切れて,自分の好きなタイミングで必要な分だけ食べられるので,体験してみた意見としては,とにかく楽に利用できました。

冷凍惣菜の宅配サービスとしては,これまでにヨシケイのYデリくらいしか経験がなかったので,今後はわんまいるも選択肢の1つにくわえてみたいと思います。

興味を持たれた方は,是非試食してみてください!

最後までお読みいただきありがとうございました。

管理人が愛用中!

BASE FOOD

私の朝はこれがないと始まりません。使い方はアレンジしていて,本来は2袋食べるべきところを半分にして,具材であったり,サラダやスープだったりで補っています。とりあえず栄養素のベースが維持できる点が心強く,もう1年以上利用していますが,いまだに飽きることはありません!

ヨシケイ

私は昼が適当なので,夜はしっかりしたものを食べることにしています。とはいえ,調理に時間がかかるのは面倒なので,時短できるカットミールかプチママ,またはラビュクイックがお気に入りです。週ごとに,気に入った献立のものを選択しています。

野菜をMotto!!

最初は野菜不足対策にと始めたカップスープでしたが,栄養が取れる以上に味がおいしかったので,朝か昼のお供に定期的に利用するようになりました。ボルシチとクラムチャウダーは万人にウケる味です。

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