ヨシケイには個人の様々な生活様式に合わせた利用形態が多数ありますが,今回紹介する「旬彩御膳」もその1つです。
いわゆる冷蔵(チルド)弁当ということで,レンジで1~2分温めるだけで満足度の高いお弁当ができあがります。
ただし,販売が地域限定となっていることには注意が必要です。
私は東京在住ですのでそれ以外の地域がどのような状況なのかはわかりませんが,利用できる方は是非,本記事の内容を参考にしてみてください!
ヨシケイの旬彩御膳とは
旬彩御膳はヨシケイで唯一注文できる冷蔵弁当のことです。
冷凍で届くお弁当に関しては,ベジタブルミールやバラエティミールそしてシンプルミールなどが,メニューカタログの最後の方のページに載っているかと思いますが,それらとは異なる魅力があります。
まず,冷蔵で届くので,温めた後の完成度がより高いものになるということです。
冷凍技術は確かに進化していますが,それでも温めがうまくいかないことは意外とあります。
レンジで指定時間温めても中が冷たいことは意外とあるもので,それがストレスになることもあるわけです。
ですが,旬彩御膳の場合,90秒温めると(冷蔵庫に長く保存していた場合は2分くらいに伸ばしますが)ほとんどの場合,問題なく食べられます。
魅力の2つ目は見た目の良さでしょう。
容器がきちんとしているからか,実際は結構豪華に見えます。
なお,私が旬彩御膳について知ったのは以下のようなチラシが届いたからなのですが,魅力を十分に伝えているとは言い難いです↓
なんとなく貧相に見えますよね。
是非,後で紹介する実物と比べてみてください。
他の魅力ですが,1人暮らしの方にとってみれば,2食セットや3食セットで注文する必要がないことも魅力的で,月曜から金曜までの毎日,1食から届けてもらうことができます。
ただし,メニューは複数種から選べるわけではないという弱点がありますが,1ヶ月のラインナップを見ると内容が重複するようなことはありません。
とはいえ,ヨシケイを利用してまだ日が浅い方ですと,まずは通常メニューの方から試す方がおすすめですね↓
まずは定番メニューの味やサービスに気に入ったことを確認してから,旬彩御膳に手を出してみるというのが自然な流れのように思います。
こまちとみのりの違い
旬彩御膳のラインナップは「こまち」と「みのり」にさらに細かく分けることができるのですが,両者が別物かと言えばそんなことはありません。
大きな違いは,後者がご飯付きであるところでしょう。
ご飯付の弁当はヨシケイでは珍しく,例えば,先に紹介したヨシケイの冷凍弁当にもご飯は入っていません。
前者のこまちはおかず5品から成るのですが,みのりはこまちのおかず1~2つがご飯に置き換わったものだと考えておくとわかりやすいでしょう。
実際,こまちとみのりは共通のおかずになっています。
私はご飯は別に用意できるのでこまちの方を利用することが多いのですが,ご飯の量を調節することで,昼に食べても夕飯として食べても満腹になります。
とある1週間分の栄養成分表は,大体以下のような通りです↓
こまち※ | みのり | |
カロリー | 344~574kcal | 508~790kcal |
炭水化物 | 22.1~39.7g | 93.0~95.4g |
タンパク質 | 14.0~23.8g | 15.1~27.2g |
脂質 | 15.2~23.8g | 9.6~16.5g |
食塩相当量 | 2.3~3.4g | 1.6~3.0g |
※こまちでご飯を別に食べる方は,カロリー+250cal,炭水化物+55g,タンパク質+4g,脂質+0.5gとしてください。
ネットやアプリから注文する場合,地域限定メニューの中に存在し,料金はどちらも変わらず2990円(2022年1月時点)は,1食あたりに換算すると約600円です。
次章では,ある1週間のメニューをレビューすることにしますが,栄養バランスは考えられていますし,毎回おいしく食べることができ,毎日自宅まで届けてもらえることを考えると値ごろ感はあるように思います。
普段使っているヨシケイとほぼ同じような感じで届くので,受け取りの際の煩わしさもなく,利用するにあたっての精神的なハードルは低いです。
なお,注目すべき事柄として,容器を捨てないところが挙げられます。
水で洗ってはその都度返却するので,ゴミがほとんど出ないところも気に入っていますが,外出先で食べる場合,容器を持ち帰る必要があることに注意してください(割り箸もついていません)。
我が家の場合,12時前には届いているので昼ご飯として食べることもありますが,消費期限は当日の21時までです。
旬彩御膳の1週間のメニューを紹介
今回,ちょうど「人気メニューが勢揃い」という触れ込みだったので,旬彩御膳の中でも特に満足度が高いものについて味の感想を述べることができるかと思います。
それでは早速,おかず弁当である「こまち」から,1週間分(5食)を順に紹介していきましょう!
月曜日
月曜日の献立
エビフライ,ミートオムレツ,チンゲン菜中華和え,花さつま,青椒肉絲,彩り豆のひじき煮
オムレツやエビフライなど,おかずだけでご飯が十分進みます。
チンゲン菜を普段自宅で食べるときは,ただ茹でて鰹節と醤油で食べるところが,中華和えになっていますし,そもそもこれほどの少量で多くの品目を揃えるのは自炊だと難しいです(スーパーで惣菜を買うと結局,結構な値段になってしまいます)。
私個人としては,ひじきの味というのがそのメーカーとの相性を決める大きな要因だと思っていますが,ヨシケイのものは非常に好みの味でした。
豆の種類も複数種類あってカラフルで,このときはちょうど昼に食べたのですが,大変満足感があって,その後の仕事を頑張ることができました。
参考ですが,みのりを頼む場合は,上のおかずのうちチンジャオロースがご飯になっています。
火曜日
火曜日の献立
野菜肉団子のクリームソース,海老マヨコロッケ,ニラ玉もやし,ふき煮,ナスのコチュジャン炒め,ひよこ豆とブロッコリーのサラダ
コロッケはエビの風味がはっきりと感じられました。
茄子は甘く仕上がっており,シチュー味の肉団子は中に野菜が細かく入っています↓
レンジから出してきた時からふき煮の鰹節の香りが漂っていましたが,しっかり味が沁みていました。
ひよこ豆はヘルシーさとタンパク質を求めて,ご飯の代わりに食べる人もいるほどです。
水曜日
水曜日の献立
常家豆腐,中華春巻き,青菜のゆず和え,梅カツオザーサイ,鶏つくね大葉巻きキノコあんかけ,ハムポテト
これまで洋風洋風と来ていましたが,この日は全体的に中華が多い印象です。
変化と言えば,漬物系もゆずや梅による個性的な味付けとなっています。
変なお弁当ですと,食感も良くなければ味もしないような総菜が入っているものですが,ヨシケイではそのようなことはありません。
左上に見えているつくねは紫蘇で巻いてあってさっぱりしていましたし,豆腐に添えてあるキクラゲが食感を良くしてくれています。
豆知識ですが,常家とは「家庭で常に食べる」という意味です。
木曜日
木曜日の献立
チキン南蛮,わかめナムル,みそコンニャク,ちゃんぽん風肉野菜炒め,ツナマカロニサラダ
チキン竜田にタルタルは最良のコンビで,どれだけかけても辛くならないのでたくさん使えて嬉しいです。
野菜炒めは具材が多く,しっかり味付けされていました。
ツナマカロニサラダはしっとりとした食感ですが,これだけ少量のグリーンピースやツナを用意するのは個人だと大変でしょう。
みそコンニャクの表面をよく見ると格子状に切られていて,こだわりを感じました↓
ワカメをコーンと一緒にいただくというのは新しいアイディアなので,今後の参考にさせていただきたいと思います。
金曜日
金曜日の献立
サバのバジル焼き,大根高菜,わらび餅,ペンネボロネーゼ,小松菜ときのこのオイスター炒め
サバはジューシーながらもハーブが効いていて,全体としておしゃれでヘルシーな味です。
下に敷いてあるゴボウなども甘く煮てあり,これだけでも楽しめるのではないでしょうか。
高菜に使われている油のおかげで食欲が増進しますし,オイスター炒めは薄味でメリハリがついています。
私は個人的にナポリタンの味に目がないのですが,ペンネはピーマンの感触とミートソースのトマト味がうまくマッチしていて気に入りました。
今回は今週で唯一,デザートがついていましたが,抹茶が効いていて1粒でも大満足です。
まとめ
以上,ヨシケイの旬彩御膳の概要と,1週間分のこまちメニューについて味の感想をまとめてきました。
すまいるごはんにあるメニューなどと同じく,発泡スチロール容器に保冷剤と一緒に届くので受け取りはスムーズで,味は毎回おいしく量も適切で満足度の高いものでした。
みのりはご飯付きですし,こまちではご飯の量を調節することで昼用にも夜用にも利用できます。
栄養成分表をみれば制限食ではありませんが,栄養バランスは整っているので,見た目や食感にもこだわっていた旬彩御膳はおすすめです。
メニュー内容を画像で知ることがないのが弱点で,味の想像がつかないものも中にはありますが,逆にその分,どんな味なのかワクワク楽しみに待てるような方であれば,是非一度頼んでみていただきたいと思います。
ヨシケイの通常メニューに関しては,以下の記事も参考にしてください↓
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