今回は,BASE BREADの数あるラインナップの中から「BASE BREADチョコレート」をレビューしたいと思います。
味がもともと付いていますが,あくまでほんのりなので,そのまま食べる以外にも様々な食べ方が可能です。
ここではおやつとしての食べ方や,ちょっと無理があるように思いますが,ハンバーガー的な食べ方にも挑戦してみることにしましょう!
BASE BREADチョコレートとは
BASE BREADチョコレートは2020年5月18日に発売となりました。
それまではプレーン味のみが販売されていたわけですが,「たまには違った味を食べてみたい!」というユーザーからの熱望を受け,おやつ向けにも使えるように味を変えてきたというのがきっかけです。
本商品は2022年11月にリニューアルされ,食感と風味に改良が加えられました。
リニューアル前と栄養素こそ大きく変わらないものの,中身については確かな変化を感じられる内容でした。
1袋に1つ入っていて,酸化を防ぐための脱酸素剤が封入されています。
これがあるおかげで賞味期限は1ヶ月強確保されるため,使いやすいです。
食べ方としては,封を切ってそのまますぐに食べることが可能ですが,電子レンジで温めることもできます↓
変にべたつくことはないですが,柔らかい質感なので,軽くトーストしてパリッと仕上げるのもおすすめです。
その場合,多少調理に手間取りますが,トーストするとチョコの甘みがより控えめになるように感じました。
パッケージを開けると香り立つのはカカオの香りで,プレーンとはもはや別物と言ってよいでしょう。
発売当初は思ったよりも甘くなく,おとなのおやつのような印象を持ちましたが,リニューアル後は子どもでも食べられるソフトな甘みとなり,全粒粉のパンにありがちなプチプチとした感触はほぼなくなりました(今ではプレーンやシナモンなどの他の味においても同じような改善が見られます)。
「リニューアルによって穀物由来の苦みを減らした」と,開発スタッフの1人が報告していましたが,どうやら,苦みを覆い隠す物質を加えたとのことです。
ちなみに,彼はかつてキリンの糖質ゼロビールの香味改善に関わり,BASE FOOD社では風味改善を担当しています。
実際,新旧のチョコレート味を食べ比べるイベントにおいて,参加者の8割以上が「リニューアル版を気に入った」と回答しました。
しかし,それでもなお甘さ控えめであることに変わりはありません。
事前に公式サイトなどで,「子どものおやつにも」といったレビューを読んでいる方は,結構甘めだと思って購入することもあるかもしれませんが,意表を突かれるかもしれないです。
実際,小学校に入る前の姪っ子に食べさせてみたときにも,おやつはもう少し分かりやすい味の方を好むような気がしました。
それはきっと,市販の甘い菓子パンに毒されてしまった結果なのでしょう。
ちなみに私の周りには「ハーゲンダッツのアイスしか食べたことのない人」や「インスタントラーメンをこれまで口にしたことがない人」がいるので,幼少期の味覚形成に関してはよく考えた方が良いかもしれません(ジャンクフードは良い例です)。
もっとも,甘さは後から追加できますし,この控えめな甘さをあえて生かせば,普通のパン代わりにすることもできるはずです。
実際,その使いやすさから,BASE BREADのヘビーユーザーの間で一番人気なのがこのチョコレート味だったりします(2022年11月BASE FOOD社調べ)↓
人気のBASE BREAD
1位チョコレート(42.7%),2位プレーン(15.3%),3位メープル(13.0%),4位ミニ食パン(9.7%),5位シナモン(8.7%)
次章以降では,通常のプレーン味との違いについて簡単にまとめ,変わった食べ方をいくつか紹介していきましょう!
BASE BREADのチョコレートとプレーン味の比較
BASE BREADのプレーン味も根強い人気を誇っています。
その栄養成分についてはすでに検証を終えていますが,もはや通常のロールパンとは別もので,シリアルにも匹敵する優秀さでした↓
そんなプレーンの姉妹品みたいなものですから,成分自体に大きな違いはなさそうです。
原材料としては,以下で赤線を引いた部分のみがプレーンとは異なります↓
チョコレート味では,主にチョコレートフラワーペーストと香料がプレーン味に追加されたイメージで良いと思います。
その証拠に,栄養成分をみても「熱量が+38cal,脂質が+2.0g,糖質が+4.6g」くらい変わっている以外,基本となる栄養成分は同様です。
なお,先ほど「思ったより甘くない」と述べましたが,プレーンと食べ比べてみると味の違いを強く感じます。
チョコレートの香りと甘みが感じられますし,味が付いている分,より食べやすいように感じるはずです。
BASE FOODの工場で作る映像を見たことがありますが,材料を練り合わせた生地を冷蔵庫で1日熟成させ,そこにチョコレートシートを織り込んでいました。
成形は手作業で行われ,きれいに捻じられてから焼き上げられるのが特徴です。
ちなみに,BASE FOODのダイヤモンド会員の中には,2年半で3300袋以上のチョコレート味を食べた強者も存在します。
私も,単独で食べる場合はチョコレートを選ぶことが多いですが,最近はメープルやシナモンの出番も増えました↓
その他にカレーパンもありますし,味付きパンもバリエーションが増えていて飽きません。
BASE BREADチョコレートをおやつとして食べる方法
このBASE BREADチョコレートですが,バターとの相性が抜群に良いです。
チューリップパンのように,ちょっと真ん中に切れ込みでも入れて,レンジでチンしてみてください。
ちょっと長めに加熱して少し放置しておけば,バターが染みてきて大変おいしく食べられます。
スイカに塩ではないですが,「塩気があると甘みが引き立つ」という古くからの言い伝えは,BASE BREADにおいても当てはまるようです(不思議なことに,トーストしたものにバターだとそれほどの甘みは感じませんでした)。
夏場には冷凍した本商品を半解凍の状態で食べても美味しかったです。
なお,私のもう1つのお気に入りの食べ方は「追いチョコ」となります。
「足りなければ足せばいいだけ」という,祭りクジの店主のような考え方でもってチョコ要素を追加してみてください。
どんな子どもでもきっと満足する魅惑のホットケーキ的なものが完成します↓
ちなみに,通常のメイプルシロップをかけるのでも構いませんが,それはメイプル味がありますから,私のおすすめは完全に「チョコレートシロップ」ですね。
メーカーとしてはハーシーズのものや明治屋のものをよく使います。
この他,ソントンのホイップクリームもおすすめです。
滴るチョコとバターの混ざった芳しい液体が,至福の時間を演出してくれます。
さて,バターだけならまだしもチョコまでかけてしまうとなると,気分的にはおやつです。
次章では,メインのおかずとして食べられるよう,ハンバーガー的なものを作ってみましょう!
BASE BREADのチョコ味でハンバーガーを作る方法
BASE BREAD以外の材料は,ハンバーガーと聞いて頭に浮かぶものを一通り揃えれば大丈夫です。
野菜と肉,それにチーズが基本になりますが,ちょうどマクドナルドの月見バーガーが食べたかったので,今回は卵とタマネギも使ってみましょう。
ベーコンはカリカリに焼きますが,同じフライパンで,玉ねぎの外皮部分を型のようにして,厚みのある卵も作ります↓
残ったタマネギも薄く切って炒めましょうか。
ベースブレッドは,片方にスライスチーズを乗せた状態にしてレンジ行きにします↓
言い忘れていましたが,BASE BREADは1食あたり2つ食べるのが基本です(とはいえ,上の場合,具材が加わっているので2食分です)。
具材の乗せ方は適当ですが,下段から,チーズ・ロースハム・レタス・卵・玉ねぎ・ベーコンの順になっています↓
ちょっと今回は写真用に竹串を刺して固定していますが,実際は上から圧縮して食べたり,ラップに包んで昼食行きとするのが通常です。
1回分を切り分けて食べるので,実際はこんな感じでつまみます。
こうしてみるとサンドイッチみたいですね。
なお,普段はこれをプレーンのものを使ってやるのですが,今回はチョコレートのパンズを使って行いました。
食べてみた感想ですが,もちろんおいしく食べられて,幸せな満腹状態へと至りました。
ただ,塩気と重なるとチョコペーストの甘みが増すため,想像していたよりはちょっと万人ウケしない味になってしまった気はします。
ですが,BASE BREADチョコレートが登場した経緯は「マンネリ化を防ぐ」ためだったわけですから,こういった変わった食べ方も,普段と違う感じを目指す上では挑戦してみる価値があると言えるでしょう。
逆にフルーツ系(パインとかトマトとか)を中心にまとめて,オリーブオイルをかけて食べてみるのもおすすめです。
まとめ
以上,BASE BREADチョコレートの簡単な説明と,追いチョコをしたものやハンバーガー的なものを作って,その味についてレビューしてきましたがいかがだったでしょうか。
今回のレビューでまとめたBASE BREADチョコレートの感想をまとめると,
- 甘さは意外と控えめ
- プレーンよりもクセがなく,単独で食べやすい
- 栄養成分的にはプレーンにチョコを単に足した感じ
- バターとの相性は抜群
- おやつならチョコシロップの追加がおすすめ
- 色々な食べ方を試してみたい
のようになります。
お得に購入するなら公式サイトでの購入がおすすめですが,初めて利用される方は,以下の記事も参考にしてみてください↓
ありがとうございました。