2020年の11月，ベースフード社から新フレーバーとなる「BASE BREADメープル」と「BASE BREADシナモン」が登場しました。
初お目見えの際には「BASE BREADの新しい形」というキャッチフレーズが添えられていましたが，味だけでなく商品の見た目も従来の丸型から棒状に変わるなど，大きな変化を感じる意欲的な商品のように感じたものです。
封を切った途端に独特の香りがほんのり漂ってきますが，レンジで温めることで，香りがよりはっきり感じられます。
手で持っておやつ代わりに食べるのも良し，コーヒーの苦みとパンの甘みの対比を楽しむのも良しですが，私が特に気に入っている食べ方は甘み成分をさらに追加するアレンジです。
とはいえ，味についてレビューする前に，まずはメープルとシナモンの特徴から紹介していくことにしましょう！
BASE BREADのメープルとシナモンの特徴
ベースフード社の販売するBASE BREADシリーズですが，今でこそ10種類以上があるものの，当時の選択肢としてはプレーン以外にチョコレート味しかなく，より色々な味が楽しめるようにと，2020年11月下旬にメープルとシナモンの2つの味が追加されると聞いたときは大層驚かされました。
多くの方が定期便を利用されているかと思いますが，大体1回に1ヶ月分くらいは注文するもので，種類が沢山あると単品で食べていても飽きがこないですし，毎日選ぶのがより楽しくなります。
さて，今回のメープルとシナモンが目指したのは「そのまま手軽に食べられること」で，パンの形状がスティック型に変更されたことがビッグニュースでした↓
それまでは丸型のプレーンとチョコレートだけしかなかったですし，今でもスティックの形をしているものはメープルとシナモンだけです。
サイズがちょうど良いので手で持ちやすく，粉やシロップがかかっているわけではないため，べたつきもありません。
1袋に2つ入っていて，二～三口で食べられてしまうところも気に入っていて，小腹が空いた時に菓子パンのように食べることもできます。
健康志向の家庭において，子どもが外でおやつとして食べるのにもぴったりでしょう（個人的な感想ですが，シナモンに関しては子どもウケは良くないように思いました。また，シナモンははちみつを使用しているため，1歳未満の子どもには与えないようにしてください）。
とはいえ，味自体はほんのり甘めで違いが判る大人の方が美味しいと思うかもしれません。
それほどまでに，メープルやシナモンの味わいがパンの内部に上手に練り込まれているというわけです。
もちろん，「完全栄養食※」という特徴は持ち合わせており，栄養バランスを整えながら風味豊かに食べることができます。
※1食（2袋）で，栄養素等表示基準値に基づき，他の食事で過剰摂取が懸念される，脂質・飽和脂肪酸・炭水化物・ナトリウムを除いて，すべての栄養素で1日分の基準値の1/3以上を含む。
さて，原材料を見てみると，メープル味のフラワーペーストとシナモンフィリングがそれぞれ使用されており，開発における工夫の跡をうかがい知ることができました。
担当された丹羽さんの話では，それぞれの味の感じを前面に出すところが特に難しかったそうで，シナモンでは引き立つ香りを食感や甘みと共に感じられるように仕上げ，メープルでは小麦全粒粉とメープルの香りや甘みがうまく合わさり優しくほっとする味になるよう調節したとのことです。
興味深い話としては，電子レンジで温めた場合と，温めずにそのまま食べた場合とでそれぞれ別のおいしさを感じられるということで，折角2本入っているわけですから，是非食べ比べてみてください。
レンジを使う場合は20秒温めるだけです。
栄養成分的には，これまでのBASEBREAD同様，2袋（4個）食べると1日の食事で必要となる量の3分の1近く（18歳以上，基準熱量を2200kcalとした場合）が得られるようになっています↓
2袋当たりの栄養成分
メープル：熱量470kcal，タンパク質27.0g，脂質18.2g，炭水化物54.4g，食塩相当量0.8g
シナモン：熱量464kcal，タンパク質27.6g，脂質17.6g，炭水化物54.2g，食塩相当量0.6g
この他，日本人に不足しがちな鉄や亜鉛に葉酸，そして各種ビタミンやミネラルもしっかり含まれているので，ただ美味しいだけの菓子パンよりも食事としての価値が高いところは大きな特徴です。
私も種類を変えながらほぼ毎朝食べていますが，米のように飽きにくい味なので長期間続けられています。
BASE BREADのメープルとシナモンの食べ方
BASE FOODの商品は，しれっと小さく味変が行われることがありますし，大きく変わったようなときには「リニューアル」のアナウンスがされますが，基本的には多くに支持される改良となっている場合がほとんどです。
実際，メープルとシナモンは，2023年の3月7日と4月18日にリニューアルとなり，食感がやわらかくモチモチする仕様となりました。
より万人受けするものに変わったと言えます。
上下からパンをギュッと押し潰してみましたが，膨らんでまた元の位置に戻ってくるほどの弾力です。
味も，それまでの尖った感じ（過去のBASE BREADに見られた苦み的なもの）がまろやかになっています。
なお，以下のアレンジではリニューアル前のパンの写真を用いていますが，リニューアル後の感想です。
メープルのおすすめアレンジ
まずはメープル味からレビューしていきますが，単独で食べると「甘みのあるパン」と言った印象で，温めるとより柔らかく優しい気持ちになれます。
味が繊細なのでよく噛んで食べたくなりますが，食べ応えがあるため，ついつい高カロリーなものを食べる予定がある日には3食のいずれかをこれ1袋に置き換えることによって，食べ過ぎを防ぐことが可能です。
もっとも，自宅で食べる際には，ついつい刺激を求めてメープルシロップをかけてしまうことも少なくありません。
究極形はバニラアイスとキャラメルリキュールでスイーツっぽく仕上げたものですが，このアレンジは海外から日本に入ってきたとあるホットケーキ屋さんを参考にしています。
レンジで温めると，かけたソースを生地がより吸い込んで馴染みやすくなるように感じますが，甘いアイスにやや苦めのリキュールの組み合わせがメリハリを生んで美味しいです。
これにたっぷりの生クリームを足してしまうようなら全くヘルシーな食べ物ではなくなってしまいますが，このくらいであれば，市販のパンケーキを食べるよりかは身体のことを考えていることになるでしょう。
ラーメンで言うところのこんにゃく麺のような感じです。
シナモンのおすすめアレンジ
シナモンを食べてみた感想ですが，こちらはより甘みが少なく，菓子パンのような印象はありません。
シナモンを使ったメニューの中には鼻をつんざくような香りをした食品もありますが，こちらはきつくなくマイルドなシナモンです。
とはいえ，スパイス的な刺激を感じることはできるため，コーヒーによく合います。
塩気のあるスープと一緒に食べてもメリハリが付いておいしいかもしれませんが，私の直感は「これはリンゴと合いそうだ」でした。
アップルパイのようにカスタードクリームとアップルフィリングで仕上げるのが理想ですが，冷蔵庫にあったリンゴジャムと食べてみるだけでもとても美味しかったです。
後味にシナモン独特の苦みが残るところが気に入っていて，食後の一杯にコーヒーでも紅茶でも飲むことで，完璧な一食が完成するように思っています。
2袋食べる場合は，メープルとシナモンを1袋ずつ食べるのも良いです。
まとめ
以上，BASE BREADのメープルとシナモンについて，その特徴とおすすめのアレンジについてまとめてきましたが，いかがだったでしょうか。
毎日食べる以上，飽きにくい味であることが絶対条件であるBASE BREADですが，個人的には，全く同じ味のものを毎日食べるよりも，多少変化があった方がより楽しめて長続きするように思っています。
控えめな甘さが魅力的なBASE BREADチョコレートも気に入っていますが，メープルとシナモンも甘いパンとして注文頻度は高めです。
定期便の注文では，送ってもらうBASE BREADの個数や種類をかなり自由に変えられるので，是非色々な物を試していただけたらと思います。
新しいもので言えば，ミニ食パンのレーズンやリッチも登場しました。
注文はこちらからどうぞ↓
継続コースの魅力やクーポンなど，BASE FOODの利用法全般については以下の記事が詳しいです↓
最後までお読みいただきありがとうございました。