今回はベースフード社の「カップ焼きそば」を注文してみたので,その特徴だったり食べ方だったりを語っていこうと思います。
最近の私は久しぶりに運動を再開し食事管理をしているのですが,さすがに運動をしない期間が半年とか1年になると体重計の数値は明らかに悪化してしまうもので,体年齢が10歳くらい上がってしまって大いにショックを受けました。
とはいえ,久しぶりのダイエットは中々に大変で,毎日プチ断食状態でサラダチキンやブロッコリーばかりを食べていることにストレスを感じ始め,いつか暴食してしまうのではないかと不安です。
かといって,インスタントラーメンやスナック菓子をスーパーで買って食べるわけにはいきません。
目の届くところにジャンクフードがあれば間違いなく手に取ってしまうでしょう。
そんなときに目に留まったのが,BASE YAKISOBAだったわけです。
ベースフードのカップ焼きそばとは
BASE FOOD DELIに分類されるBASE YAKISOBAですが,最初は2024年4月に発売されて12月に終売となったものが,2025年になってリニューアルし,現在以下の3つの味が出ています↓
- ソース焼きそば
- 旨辛まぜそば
- 塩焼きそば
カップ麺の不健康なイメージを払拭することをコンセプトに33種の栄養素を含むのが特徴です。
この商品がユニークなのはカップ麺の形態を取っているところで,これまでBASE FOODと言えばレンジで温めて食べるものが大半でした。
しかし,このBASE YAKISOBAはお湯を注いで4~5分待つだけで作れてしまいます。
今回のカップ焼きそばは常温で3ヶ月以上保管でき,お湯の用意さえあればよいので,出先で食べることも容易でしょう。
もちろん,カップ焼きそばはUFOやペヤングなど,美味しいものが周りにわんさかありますので,味で勝負するのは厳しいでしょうが,BASE FOODのものは栄養価に優れ,ソースやマヨネーズで味変をしてしまえば正直変わりません。

詳しい数値は次章で述べるので省略しますが,タンパク質が多く,脂質や糖質は少ないです。
原材料を見ても,体に悪そうなもの(例えば精製ラードとかカラメル色素)が多く含まれていることはありません↓
BASE PASTAソース焼きそばの原材料
めん:小麦全粒粉,小麦たんぱく,大豆粉,小麦粉,還元水飴,米ぬか粉,植物油脂,海藻粉末,ドロマイト,粉末油脂,昆布粉末,酵母
添付調味料:植物油脂,砂糖,食塩,粉末ソース,香辛料,あおさ,粉末しょうゆ,ポークエキス
かやく:粒状大豆たんぱく,キャベツ
その他:加工でんぷん,調味料,かんすい,カラメル色素,酸味料,乳化剤,各種ビタミン
とはいえ,製造所が寿がきや食品工場だったところにカップ麺らしさを感じた私でした。
最低4個から買うことができ,常温便の他商品(例えばBASE BREAD)と同梱できます。
定価は400円強ということで市販品の倍近くしますが,BASE BREADも市販品と比べたらそんなもので,健康を買っていると考えればそんなものでしょう(ただし,継続コース特典の割引やクーポンなどが使用できます)。
リニューアル後は味が改善されており,ラインナップも増えたので,定期便のレギュラーメンバーの仲間入りをしました。
それでは次章で,栄養素についてみてみましょう!
BASE YAKISOBAと市販品の比較
次に,BASE YAKISOBAの主要な栄養素を市販品のそれと比較してみましょう!
今回は最近食べたことのある「やきそば弁当(東洋水産)」と「完全メシのUFO(日清)」を比較対象にしてみようと思います。
麺の量が異なっていたりスープ粉末が含まれていたりもしますが,基本的に1個を買えば1回で全部を食べ切ってしまうことになるわけですから,特に数値を修正することはしません。
結果は以下のようになりました↓
BASE YAKISOBA | やきそば弁当 | 完全メシUFO | |
熱量 | 306kcal | 581kcal | 487kcal |
タンパク質 | 15.2g | 13.1g | 18.6g |
脂質 | 7.5g | 27.8g | 12.8g |
炭水化物 | 48.0g | 69.7g | 79.6g |
食塩相当量 | 1.9g | 8.7g | 3.1g |
1個の値段 | 430円 | 255円 | 430円 |
BASE YAKISOBAは1日3食のうちの1食とみれば栄養素的に倍食べる必要があること,やきそば弁当に付いてくるスープの食塩相当量は2.3gで,上の数値にはそれが反映されていることに注意が必要ですが,カロリーに対してタンパク質の高さが際立っています。
食事管理をする際には欠かせないサラダチキン(タンパク量10.7gで56kcal)と卵(タンパク質6gで73kcal)を加えて食べても総カロリーは435kcalにしかならず,それでいてタンパク質の量は31.9gとなるので,筋トレ飯として利用することも可能です。
それでいて,BASE FOODならではの腹持ちの良さは本商品においても健在なので,あえて何も加えず単品で食べれば,減量時のお供として利用することもできるでしょう(とはいえ,「あくまでカロリーの割には」という意味なので,お腹が普通に減らないわけではありません)。
脂質や食塩の量も他商品と同様かそれ以下となっていました。
1食にする場合,BASE YAKISOBAにBASE BREADを1袋足してみるのがおすすめです。
値段については継続コースで10%引きになると考えても,他の商品はセールでの入手が可能なことがあるわけで,やや高めと思っておきましょう。
次章では実際に食べてみたときの感想を述べたいと思います。
BASE YAKISOBAの味の感想
BASE YAKISOBAの作り方ですが,普段食べているカップ焼きそばと同じです。
かやくと調味油,ソースの3つの袋があり,かやくだけを入れた状態でお湯を注いで4分(まぜそばは5分)待ちます。
焼きそばはあまり麺が伸びることを気にせずに済むのが長所ですが,湯切り口があるので,蓋してある部分の紙を取り去って湯切りをしたら,蓋をトントンと叩いて具材を完全に落とし切ってから蓋を完全に剥がすのがコツです。
そのあと,油→ソースの順で入れましょう。
BASE YAKISOBAにも調味油の小袋が付いていたことにまず驚きましたし,ソースの匂いを嗅ぐ限り,何ら普通のカップ麺と変わりありません。
「どんな味がするのだろう」とひと口食べてみましたが,モチっとした麺で食べやすかったです↓
ちなみに,左側はソース焼きそばで,右側が旨辛まぜそばとなっていて,色の違いはそこまでありませんが,味は結構異なります。
ソース焼きそばの方は予想する味と大差なく,BASE FOODの全粒粉らしい味はしますが控えめです。
もっとも,この味はベースフードの継続コースのユーザーからすれば恋しくなる味だと思います。
ちなみに,栄養に重きを置いた食べ物というのは独特な味になる傾向があり,純粋に美味しさを追求できる市販のカップ麺と比べて,刺激的な味になることはありません。
それは先のUFOであっても例外ではなく,完全メシのものを通常のものと比べてしまえば味的に劣っていることは明らかです。
その証拠に,普通は豚バラ肉を使うであろう具も,BASE YAKISOBAではキノコっぽい食感の大豆肉になっています(類似した例ではBASE BREADのカレーパンが挙げられます)。
なので,どれだけ噛んでみたところで味が染み出てくるようなことはないのですが,味はしっかり付いていますし,好みに応じて青のりや鰹節,はたまたマヨネーズをかけて食べれば市販品と変わりません。
それよりも,健康的に空腹を紛らわすことができることの方が,私にとっては価値が高いです。

ちなみに旨辛まぜそばの感想ですが,粉末ソースの色は真っ赤なのですが,混ぜるとそれほどでもなくなりました。
もっちり感がある麺からは油感も漂い,舌に辛みの刺激が長く残ります。
匂いとしては,スナックのような香ばしさが感じられました。
食感的にもう1工夫欲しいと思った際には食べるラー油を足していますが,カロリーを気にしてコンニャク麺を食べるくらいならBASE YAKISOBAを食べる方がずっと良いです。
こちらはネギが特に蓋に貼りつきやすいので,かやくは麺の底部分に落としてからお湯を入れ,湯切りした後,念入りに蓋を手の甲で叩いて落とすようにしましょう。
まとめ
以上,BASE FOODのカップ焼きそばのレビューでした。
本品は栄養価に優れていてかつカロリーは抑えめだったので,総菜などを追加して栄養価をさらに高めたり,減量用に用いたりできるところは特に魅力的に感じました。
常温便に最低4個から追加でき,賞味期限が数ヶ月と長めなので,ちょっと置いておくと便利です。
通常のカップ麺と異なり積極的に食べることができ,減量中であっても目に入るところに気兼ねなく積んでおくことができます。
BASE YAKISOBAはセール価格になりやすい市販品と比べて値段こそ高めではあるものの,継続コースであれば常時割り引きが受けられますし,時期によってはクーポンなども利用可能でしょう↓
味についても,万人に受け入れやすい味になっており,半分食べたあたりから味変をする方にとっては何の問題もないでしょう。
数字を見る限り内容量はやや少なめですが,食べた感は強く,温野菜と組み合わせれみれば色合いも良くなって健康的です。
食べ終わりに白湯を飲むようにすれば,ただでさえ少ない油のギトギト感もきれいさっぱり洗い流せます。
是非,1度試してみてください↓
最後までお読みいただきありがとうございました。