今回は冷凍弁当で有名な食宅便から,新発売になった「まんぷく亭」についての感想をまとめてみたいと思います。
冷凍弁当と言えば,きんぴらごぼうやひじきを添えて,魚やミニカツのようなちょっとしたおかずがあるイメージですが,そういったラインナップは同社の通常コースの方にすでにあるわけです。
そこで,この「まんぷく亭」が扱うことにしたのは,こどもから大人まで人気のカレーやナポリタンのようなキッズメニューの数々。
名前の通り,お腹いっぱい食べられるのがウリですが,実際はどのようなものでしょうか。
まんぷく亭のメニュー内容
食宅便の新シリーズである「まんぷく亭」。
これまでの食宅便でメインとなる「お好みセレクトコース」は200kcalのラインナップが中心で,たまに400~500kcalのものがあるくらいでした。
もちろん,カロリーや塩分,糖質などを完全にコントロールした制限食もあります。
そんな中で新しく発売になった「まんぷく亭」ですから,今までにない特徴を備えているのは容易に想像できるでしょう。
まずはメニューをみてください↓↓
あんかけ焼きそば・唐揚げ・とんかつ・ナポリタン・焼肉丼・五色丼・麻婆豆腐丼・カレー
近くのお弁当屋さんに子どもを連れていったら,大体この中のどれかから注文するくらい人気のあるラインナップです。
なお,カロリー制限などのしがらみは取っ払われて,そのほとんどが400~500kcalであり,コロッケカレーに関しては846kcalにもなります。
コンビニのお弁当のコーナーに並ぶカレーも1000kcalを超えていたりするわけで,雰囲気としてはそちら側に近く,普通にお腹いっぱい食べられる冷凍弁当だというわけです。
通常の食宅便は,定期利用することを考え,週替わりできる数十種類のラインナップがあるのが普通ですが,この「まんぷく亭」は全8食の1セットのみの提供となっております。
食べる順番に決まりはありませんし,8食全部食べたらバランスが取れるようなラインナップでもありません。
ただ食べたいときに食べたいものを食べる。
そんな自由さがこのシリーズのウリなのでしょう。
食材宅配サービスを長く利用していると,毎日食べるものがあらかじめ決められてしまい,冷凍でなければ賞味期限も気にする必要があって意外と不自由ですからね!
料金としては送料込みで4870円でしたから1食あたり約610円。
クレジットカード払いもでき,妥当な料金設定だといえます↓↓
それでは実際に届いた様子をみてみましょう!
まんぷく亭のメニューを実食!
クール便で,あらかじめ指定した時間に届きました。
段ボールを開けると,中から飛び出す,魅惑のキッズメニューたち!
容器の形からは,どことなく外食っぽさが伝わってきます。
ちなみに,後に出てくる「唐揚げ」と「とんかつ」は主食が抜きの形となっていて,ご飯と一緒に食べても構いません。
それでは1つずつ,簡単に食べた感想をまとめていきましょう!
しょうゆ味とカレー味の唐揚げ
調理方法は簡単で,外装の角をハサミでちょっとカットしたら,表に書かれた調理時間だけ,レンジでチンするだけです。
「お皿に移すとよりおいしく見える」ということで,本記事の最初に載せた写真はこのメニューのものになります。
この唐揚げ,味は濃い目で数も多いので満腹感に大きく貢献してくれることでしょう。
しかも唐揚げは2種類の味わいで,飽きがきません。
横のパスタは薄味でバランスが取れていますし,ニンジンは甘く,まさにレストランで食べるような味です。
私はこの日ちょっと食べすぎていたので,ご飯などと一緒には食べませんでしたが,これだけで食べても腹8分目くらいになりました。
さすがの量です!
焼肉丼
2食目は焼肉丼です。
こちらは肉が柔らかくて意外でした。
レンジでチンする焼肉丼のイメージが良い意味で覆るのではないでしょうか。
ちょっと薄味だったので,叙々苑の焼肉のタレをかけて食べました(おすすめ)。
ご飯付きでカロリーとしては500kcalを切っているのは程よいですし,ほどよくお腹にたまるところがやはり魅力です。
なお,この焼肉丼をお皿にきれいに移すのは難しいでしょう。
基本的に付属の容器のまま食べた方が良いものも中にはあるようです。
麻婆豆腐丼
まんぷく亭の麻婆豆腐丼は濃厚でスパイシーな味わいで,普通私はしょうゆや花胡椒をかけて食べることが多いのですが,その必要がありませんでした。
お米も粒が立っていて,冷凍ものとは思えません。
木綿豆腐は崩れ落ちる系でしたが,箸でつかめないほどではないです。
ハンバーグ&ナポリタン
ナポリタンとハンバーグという,キッズが大好きなメニューもラインナップにあります。
ソースはピーマンと玉ねぎが入って食感がよく,麺はふっくらしているのでソースが良く絡んでおいしいです。
ハンバーグはシンプルな味付けで,これだけ食べてもカロリー500kcalを切っているのもうれしいところ。
食べ終わった後には大きな満腹感があり,まさに「まんぷく亭」といったメニューでしたね。
コロッケカレー
ちょっと温めにくかったコロッケカレーですが,コロッケはジェラートのように崩れていく感じ。
滑らかな口当たりでよかったです。
子ども向けなのかやや甘口の味付けでしたが,愛用しているドロソースをかければ問題なし(おすすめ)。
スパイシーな感じはしっかりありました。
五色丼
今度は打って変わって,海の幸です。
それっぽい香りはアカモク(別名ギバサ)が運んできているのでしょう。
写真では茶色っぽく写っているものになりますが,鮮烈な磯の香りと粘りが特徴の海藻で,秋田らへんではポピュラーな食材です。
電子レンジ調理にもかかわらず,トロロやオクラがそこまで熱くなりすぎならないのは,あらかじめ考え抜かれた結果なのでしょうか。
私は右の写真のように混ぜて食べてしまいましたが,そうせずに,1つ1つの食材を味わう食べ方をした方がよかったかなぁと食べた後に気づきました。
とんかつ
キャベツはしっとりで,こちらも温まりすぎないのは流石です。
カツはサクッとはしてはいません。
冷凍食品らしい味ではありますが,しっかり味が付いています。
スパゲッティーもアルデンテからは遠いのですが,タラコの味が新鮮でアクセントになっていて満足です。
冷凍弁当には冷凍弁当なりの工夫があることが伝わってきました。
海鮮中華あんかけ焼きそば
最後はあんかけ焼きそばの紹介です。
あんは味がしっかりしていて,塩気も程よくおいしく食べられます。
特に良かったのはアサリ・エビ・イカといった具材の味をしっかりと感じられたことでしょうか。
弾力があって,純粋に良いものを食べてる感がありました。
麺はもちもちで食べ応えについては申し分なしです。
まとめ
以上,食宅便の新シリーズから「まんぷく亭」について,特徴と味の感想をまとめてみました。
今回食べたメニューにランキングを付けるなら,ベスト3は以下のようになります↓↓
- ナポリタン&ハンバーグ
- 海鮮中華あんかけ焼きそば
- 麻婆豆腐丼
ランク外になったものも含めて,どれも満足感が高く,どんなタイミングでも食べられるのが高評価でした。
あくまで定期便がメインの食宅便ではありますが,ちょっとしたときに「まんぷく亭」のメニューを加えてみると,なかなかに楽しめると思います。
もちろん本セットのみの利用も可能です。
このようなラインナップはあまり目にしないので,私も今回単独で利用させてもらいました。
是非,皆さんも召し上がってみてください!
最後までお読みいただき,ありがとうございました。