今回はヨシケイのすまいるごはんから,「食彩」というメニューの特徴についてみていきたいと思います。
本メニューのキャッチフレーズは「季節を楽しむごちそう膳」ということで,旬の素材を使った調理が楽しめることと,和・洋・中のメニューがバランス良くラインナップされているところが魅力です。
これまでに注文したメニューを実際にみながら,特徴について検証していくことにしましょう!
食彩では旬の食材が味わえる
こちらは5月に注文した食彩の食材になります(1人前に分けています)が,この時季が旬の野菜といえばアスパラガスですね!
市場では4~5月が本州産,6月になると北海道産のものが入ってきます。
旬のものというのは,値段も安く味も美味しいため,文句のつけようがありません。
現代では旬でなくても色々な野菜が手に入ることが当たり前になっていますが,それでも収穫時期を意識しておきたいものです。
まとめると,食彩では旬の食材(または季節感のある食材)が届くのが特徴となります。
鮮やかなグリーン色をしたアスパラは根元の皮をむいて,口当たりよく仕上げるのがコツです↓
- 主菜:グリーンアスパラの豚肉巻き
- 副菜:緑黄色野菜のミネストローネ
フライパン調理の際,「油は引かず,巻いた豚バラ肉から出る脂で焼き上げるように」と書かれていて良い勉強になりました。
調味液は酒と醤油をメインに,塩コショウを加えて完成させるのですが,絶妙なバランスに仕上がるので毎回驚かされています。
焼いたアスパラガスは香ばしく,アスパラギン酸のうまみもたっぷりで,さらには豚バラ独特のふんわりとした食感とジューシーさが相まって
あー,旬って素晴らしいなぁ
と思わず声に出していました。
副菜のミネストローネも栄養たっぷりで,ケチャップで簡単にスープができてしまったあたり,大変参考になるレシピだったように思います。
続いて,別の日のメニューをもう1つ紹介しましょう!
こちらは主菜のサバを解凍して,グリル調理する前の様子です↓
マサバの旬は10月頃でしょうが,このメニューは5月に注文したものなので,旬と呼ぶには時季が異なっています。
ですが,実はこのサバ,長崎の対馬沖で旬の時季に漁獲したものを使っており,それを天日干ししたものなのです。
それを冷凍して保存しているわけですが,今や冷凍技術も進歩していますね。
解凍して焼き上げると,脂がにじみ出てきて大変香ばしく食べられました(4~6月の時期はむしろ「もずく」が旬ですが,こちらも冷凍ものだったのでなんとも言えません)↓
- 主菜:九州産サバの天日干し焼き
- 副菜:チンゲン菜の落とし卵の煮物
- 副菜:もずくのとろとろあえ
このサバのように,滅多にお目にかかれない食材も届くので,地元のスーパーに行くことはますます少なくなりました。
和洋中のメニューも豊富
ヨシケイの「食彩」の特徴2つ目ですが,和洋中のバリエーションが豊富なところです。
最近では,和食なのか中華なのかの判断がしづらいメニューも増えていますが,食彩メニューの多くは3品から構成され,同じ日に和洋中のすべてが揃うこともあり,バリエーションが豊富なメニューを毎日楽しめます。
上で提示したメニューは「ザ・中華」とも呼べる内容でした↓
- 主菜:海の幸の八宝菜
- 副菜:5品目の野菜餃子
- 副菜:小大豆もやしの中華あえ
偶然か必然なのかわかりませんが,八宝菜の材料として届いたのは「小えび,するめいかリング,豚コマ,白菜,たけのこ水煮,玉ねぎ,にんじん,ピーマン」のまさに8つだったわけですが,えびといかの魚介と豚,そして多くの野菜からはたくさんのうまみが出ていたように思います。
ここでスーパーに自分が行ったときのことを考えてみますが,これだけの食材を揃えるのに苦労すると思いますし,八宝菜を作ろうと思っても,そこに餃子を足したり,さらにはモヤシとわかめからなる惣菜まで作ったりすることには到底ならないでしょう。
餃子は冷凍のものが届いて楽させてもらいましたが,レシピ通りにフライパンでただ焼いただけにもかかわらず,下はカリっとそして中はふわっとしていて大変美味でした。
毎回そうですが,「うまっ」といいながら楽しい時間を過ごさせてもらっています。
また,以下は「和」のメニュー例になりますが,この日は何をメインに作るかというと,ハンバーグとけんちん煮でしたが,食材には自分で選ばないものが入っています(写真にはありませんが,実際は豆腐と卵も入っていました)↓
右上のお皿に入っているのは「16種類の雑穀米」で,別に炊き上げてご飯として食べるものとばかり思っていたのですが,そうするには量が足りません。
ならば一体どのように使うかですが,ハンバーグのタネとして混ぜ込むようにします。
こうすることで,独特の食感や風味をもった和風ハンバーグが完成することになるわけです↓
- 主菜:和風おろし雑穀ハンバーグ
- 副菜:五目けんちん煮
- 副菜:たたきキュウリ
大根をおろして大葉に乗せていますが,これにポン酢をかけるとあっさり食べられます。
そのせいでしょうか。
ひき肉や雑穀米の風味が伝わりやすいように感じました。
また,キュウリも,ただ塩とごま油をかけただけではありません。
「すりこぎで叩く」というひと手間を加えているので,調味液がよく染み込み,食感もやわらかです。
なお,あっさり目の料理があるときには濃い目のものもどこかに用意されているのがヨシケイの献立で,今回は砂糖としょうゆ,みりんなどでじっくり煮込んだけんちん煮がその担当でした。
食彩は量が多くて満足
ヨシケイの食彩ですが,とにかく1食あたりの量が多いです。
ただし,調理時間はヨシケイのメニューの中で最長となり,大体「30~40分」はかかるので,食事開始から終了までの時間がトータル1時間に及ぶこともザラで,1週間分をすべて食彩で注文したときには,毎日が何かのイベントみたいな感じでした。
ヨシケイは毎日その日食べる分だけを届けてくれますが,先の八宝菜の1人前はこれほどの量になったものです(実際は,以下の写真の2~3倍くらいが届きました)↓
ですがその分,出来上がりは大変に満足いくもので,これまでに挙げた「食材の良さ」や「凝った献立」に加えて,食べ終わったあとは満腹で,これまでの頑張りが報われたことをしっかり感じ取ることができました。
結果として豪華な夕食が出来上がりますし,食材が少しずつ減っていくのを見ているだけでも楽しいものです。
なお,栄養バランスを多少無視して毎食ご飯を食べることにすれば,2人前を4人で食べても足りるかもしれません。
そのくらいの量はあります。
まとめ
以上,ヨシケイの食彩の特徴をまとめてきましたがいかがだったでしょうか。
毎回がごちそう
というのが,私の思う食彩のイメージになります。
材料はスーパーで買えないものも含め,旬のものや質のよいものが届きますし,栄養バランスだけでなく見た目にも赤や黄,緑などの彩が鮮やかで,魚,肉,そして野菜にいたるまでどれもがおいしかったです。
上の写真も,ただ指示通りにカレイを煮込んだだけですが,ひとくち食べてみると,
こんな料理を作れる自分ってすごい
と自己肯定感が高まりましたし,いつも以上に残さず丁寧に食べられました。
この食彩,1日ごとにメニューを選べる反面,まとめ買いによる割引きはないので,そこまで頻繁に頼むものではないかもしれませんが,普段別のメニューを食べている方は是非頼んでみてください!
地域によっては注文不可の場合もあり,私のところも,昔はあったのですが今ではラインナップに入っていません。
ヨシケイが初めての方は,試す際に注文できるかどうかを確認してください↓
最後までお読みいただきありがとうございました。