「栄養が足りてないけど,忙しくてそれどころじゃない」というときに重宝するのが,ベースフード社のパンやパスタです。
1回の食事をこちらに置き換えることで栄養バランスの改善を図れるので,自分は1年以上手放せないのですが,このたび「BASE PASTA」が新発売になりました。
早速頼んでみましたが,これは従来のBASE NOODLEよりも良くなっていますね!
どこがどう変わったかについて,今回の記事で詳しくみていきましょう!
BASE FOOD社のパスタの歴史
ベースフード社の歴史をたどってみると,そもそもはBASE PASTAからのスタートでした。
私がサービスを利用するようになった時には,すでにBASE NOODLEと呼ばれる商品に切り替わっていたのでこれまでに目にしたことはありませんでしたが,以下のような歴史があるそうです↓
- 2016年4月:ベースフード株式会社が設立される
- 2017年2月:BASE PASTAの販売。クラウドファンディングを募る
- 2018年4月:味をバージョンアップ。カップ麺タイプも発売
- 2019年7月:BASE PASTAがBASE NOODLEにリニューアル
- 2019年10月:触感をバージョンアップ
- 2020年3月:BASE PASTAが新発売
ちなみに,名前こそ初期のものと同じですが,今回発売になったものは,これまでの試作試行で選び抜かれた別物となっていて,まさに「新発売」という言葉がふさわしいでしょう。
なお,これまでは細麺タイプのものだけでしたが,今回から太麺がラインナップに新しく加わりました。
- BASE PASTA Asian(細麺)
- BASE PASTA Fettuccine(太麺)
2つ目のフェットチーネが新鮮ですね。
そして,これらの違いは麺の太さだけではありません。
商品開発の方によれば,「Asianは日常のスタンダード。そしてFettuccineはちょっと贅沢なシチュエーションに合う麺として食べてほしい」とのことです。
次章から,色々と比較しながら,新しいBASE PASTAの理解を深めていきましょう!
BASE PASTA AsianとBASE NOODLEとの比較
新発売の「BASE PASTA Asian」はその名の通り「中華麺」として捉えるのがわかりやすく,麺つゆやごま油とあわせて蕎麦や和風パスタとして食べるのがピッタリです。
しかしそれに限らず,洋風のトマトソースや焼きそばとしてもおいしく食べられてしまう汎用性の高さを誇るのも本商品の魅力。
これまでのBASE NOODLEと同じ使い方ができると考えて構いません。
歴史的には「栄養食BASE RAMEN」というものが実際のラーメン屋さんにて提供されていた時期があり,TV番組(ガイアの夜明け)に出演したのもその時期です。
見た目的には区別がつきませんが,これまでのものより使い勝手が良くなっている点がいくつかあります。
まず1つ目はゆで時間が短縮されたことで,これまで3分かかっていたゆで時間がわずか1分に改善されました。
この差は大きく,普段ならお湯を沸かしてから,まだ完成まで時間があったところが,BASE PASTA Asianだと,「え,もう?」と驚くぐらいに早いです。
私は,姉妹品であるBASE BREADが利用頻度の方が高いのですが,その理由としてレンジで20~40秒で完成という手軽さが挙げられますが,今回の新発売でAsianの利用頻度が多少増えることが予測されています。
さらに,ゆで時間の短縮は手軽さのアップだけにとどまらず,味わいも私の好みのものに変わりました。
「ゆで時間が短くなった分,固めになっていないか心配だ」などと最初は思っていたのですが,これはどうしたことでしょう。
新型は,3分茹でたBASE NOODLEよりも食べやすい柔らかさです(べチャっとしているわけではありません)。
蕎麦としてすすれないのは相変わらずですが,より万人ウケする仕上がりになったと思います。
2つ目として,栄養成分についてはどうでしょうか。
画像の下段またはカッコ内に示したのが従来のものですが,数値を比較してみてください↓
- 熱量:390(377)kcal
- タンパク質:29.9(31.5)g
- 食塩相当量:0.8(0.5)g
- n-3系脂肪酸:0.9(1.9)g
- n-6系脂肪酸:3.3(1.3)g
- 炭水化物:50(40.1)g
- カリウム:2365(2522)mg
- カルシウム:263(280)mg など
最初は「おや?」と思いました。
カロリーや塩分,糖分の割合が増えて,その他の栄養素では減っているものが目立ったからです。
ですが,「1日に必要な栄養素の3分の1を,1食で補給できるかどうか」という観点でみるとどうでしょう。
ほぼすべての項目が1食の理想量(33%)に近づけられているとも考えられます。
例えば,1食の必要量の257%も取れていたモリブデンは193%に減っており,有用なn-3系脂肪酸も93%→44%になっただけで,より完璧なバランスに近づいたと言えるでしょう。
一方で,n-6系脂肪酸・セレン・鉄・マンガン・ヨウ素・ビオチンなどは逆に増えているものもあります(アジアンとフェットチーネの成分に,違いはほぼありません)。
なお,気になる栄養素がある場合は一緒に食べる具材の方を工夫して対応すれば良い話ですし,大事なのは最低限の栄養素を取ることですから。
そういう意味で今回のBASE PASTAは,BASE FOOD社のラインナップに入るための資格を十分に備えているものだと言えるでしょう。
自分としては,使い勝手や味が向上したことを評価したいですね。
BASE PASTAを食べた感想
アジアン
BASE FOODは基本自由に食べていいのですが,今回は公式サイトで購入した「台湾まぜそばソース」を使って昼ごはんにしましょう。
ゆで時間は1分で十分。
煮汁に栄養素が流れ出てしまうことを気にする間もありません。
ちなみにこのソースは1食で使い切ってしまうと辛めに仕上がるので,私は2回分として使っています。
ラー油の辛みは必要で,この2つが合わさると一気に台湾風のテイストに!
甘辛ソースはお気に入りです。
自分の中の台湾まぜそばのイメージは,刻みねぎと卵黄でしょうか。
ねぎは納豆を食べるとき用のものを使いますが,量は多ければ多いほど良いような気がします。
最近の食生活は,「昼多めで,朝と夜は少なめ」にしているので,鯖缶も開けてボリューミーにしてみました。
フェットチーネ
フィットチーネは太麺ということで,これだけ見た目に違いがあります。
ゆで時間はアジアンより長く2分です。
濃厚なソースと合うということなので,クリーム系のソース(カルボナーラ・トマトクリーム・アメリケーヌソース・クリーミーボロネーゼ)とあわせましょう。
開発の方の気持ちも汲んで,ちょっぴり贅沢に↓
麺にソースが絡むので重厚な味わいに仕上がります。
良い意味でかなり濃い目の味付けとなるので,あっさりとした野菜サラダと食べたいですね。
ちなみに今回紹介した麺の風味ですが,BASE BREADのそれと変わりません。
封を切ったときの香ばしい匂いはいつまでも嗅いでいられると思います。
後味は「栄養あるものをしっかり食べた」という感じです。
おいしかったのはもちろんですが,食べやすさが改善され,とにかく楽に調理できる点が,気持ちを楽にしてくれました。
まとめ
「必要だと思うものは増やし,取りすぎる必要のないものは減らした」というのが,今回新発売になったBASE PASTAに対する感想です。
これまでの利用例として,「平日はBASE BREAD,週末はBASE NOODLE」だったものに,平日にBASE PASTA Asianをプラス,そして週末やちょっと贅沢に食べたいときにFettuccineをひっぱり出してくれば,より食事が楽しくなります。
栄養のバランスを気にせず,味はおいしくなったBASE PASTA。
普段BASE BREADばかりの方も,是非食べてみてください!
公式サイト
BASE BREADも含めた評判についての記事はこちらです↓
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BASE FOODの利用方法!注文の仕方から種類紹介まで
今回は,栄養バランスが気になる現代人にピッタリの「BASE FOOD」の利用方法についてまとめてみることにしました。 私自身,ユーザー歴はもう3年以上になるのですが,コロナ禍が過ぎ去った今でもパンを中 ...
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