Oisixの食材宅配サービスのうちメインとなるものには,大きく分けて「ちゃんとOisix」と「Kit Oisix」の2つがあります。
公式サイト
今回はそのうち,前者のメニューについて,どのような食材が届くことになるのか紹介してみることにしました。
これからOisixで定期的に頼んでみたいという方は,是非ご覧ください!
なお,初回限定で頼める「おためしセット」については以下の記事にてまとめているので,利用が初めての方はそちらからご覧ください↓↓
ちゃんとOisixとは
「野菜が主役の献立セット」というキャッチフレーズからわかるように,1食としてしっかり食べられるメニューが作れるのが「ちゃんとOisix」の特徴です。
1食の構成は主菜と副菜2つの計3品からなっており,食材選びと献立の作成は管理栄養士さんにやってもらえることになります。
とはいえ届いた食材を調理しなければなりませんし,献立は各週で1つに決まっているため変えることはできません。
もっとも,その不自由さが逆に栄養の偏りをなくすことに繋がりますし,外食ではないですけれど,味付けは自分で作るものと大きく違うので,毎週の楽しみでもあります。
調理にかかる時間は30分に設定されていますが,作り終わった感想としては「意外と短く作れたな」ということの方が多いです。
注意点としては,1日ごとの単品では選べないことと,「2人前」のみの展開で,「1人前」や「3人前」がないということでしょうか。
注文は,3日分(ちゃんとOisix 3days)か5日分(ちゃんとOisix 5days)のどちらかを注文し,それが一度にまとめて届く感じです。
それでも賞味期限はしっかりと考えられており,レシピ通りに食材を使っていくと新鮮なままで使い切ることができます。
なお,3daysと5daysの内容はまったく異なっているわけではなく,3daysのメニューに新たに別の2日分のメニューを加えたものが5daysのものになることを覚えておきましょう。
ここまで,文章主体で要点をまとめてきましたが,やはり実際に頼んでみたものを写真で見ていくことで理解もより深まることと思います。
それでは,到着の様子から献立が完成するまで,次章からみていくことにしましょう!
ちゃんとOisix到着時の様子
クールと冷凍のどちらでも届く場合もありますが,クロネコヤマトの配達員の方が毎回届けてくださります(日付や時間指定が可)。
左に写っているのが,とある日の「ちゃんとOisix 3days」で,右が「5days」のものです。
こうして並べてみると,やはり量が多くなる分,後者の方が大きな箱で届きますね。
加えて,一気に5日分ともなるとやはり賞味期限問題も勃発してきますから,冷凍保存のものが多くなる傾向にあるのでしょう(ご安心ください。冷凍でもおいしいです)。
さて,中身を比較してみましょう!
ちょっと「5days」の方は,同時注文した単品の商品が含まれてしまっているのでお見苦しいですが(バッテンを付けましたが),左が3days,右が5daysの食材の例です↓↓
「気持ち,ちょっと違うかな」という感じで,どちらもかなりのボリュームになります。
箱を持ち上げたときは軽く感じるのですが(牛乳などを同梱すると重いですが),テーブルの上に広げて出してみるとやはり多いですね。
保存はそのまま冷蔵庫か冷凍庫ですが,大葉は白い梱包材のまま保管するというのが独特でしょうか。
また,食材以外に全日程分のレシピも入っています↓↓
こちらは「ちゃんとOisix 5daysレシピ」の1ページ目ですが,Day1・Day2・Day3といった具合に,毎日使うと食材が一覧で確認できる他,自宅で別に用意すべき材料のリストも示されています(大体が粉や調味料ですが,中には卵や牛乳の指定もあるので注意してください)。
ページをめくると,1日ごとのレシピが登場です↓↓
届くたびにこのようなレシピが入っていて,カラーで分かりやすいです。
盛り付けの様子や切った感じが確認しやすく,包丁の使い方にまだ不安のある私からすると大変助かっています。
作り方の一番下で,翌日分の解凍についての指示まで記載されているあたり,親切ですよね!
ちゃんとOisixの作り方
それでは「ちゃんとOisix」を実際に作ってみるときの様子をみていきましょう!
その日使う食材を用意する
まずはレシピ1ページ目をみて,その日に使う食材を出してきます。
同じ野菜を1日目と3日目に使うときも多々あるので,カットするときが意外と一番緊張するかもしれません(最初の1ヶ月くらいは間違えて使い切ってしまうこともありました)。
こちらが1日分(2人前)の食材です。
ここから主菜と副菜2つを作っていきますが,鮭と生あげを使ってどんな料理が完成するのか。
答えは一応完成まで伏せておくことにしましょう(笑)
調理開始
この日は副菜から取り掛かりました。
長いもを拍子木切りにするのですが,かゆみが出ないか早速心配です。
が,そこは親切なレシピ。
「かゆみが気になる方は酢水に浸しながら皮を剥いてください」という気遣いまで書かれていたので,それを参考に無事カットすることができました。
余談ですが,皮と本体の間にトゲトゲが存在するようで,それが刺さるらしいですよ。
大葉とめんつゆを合わせて,副菜が1つもう完成となります↓↓
続けて副菜の2品目に取り掛かりましょう。
生あげは野菜が入った大き目のもの。
それを十字に切って,ショウガと一緒に鍋に投入。
調味料とともにこれから弱火で10分煮ていきます↓↓
煮込んでいる間に主菜を作り始めましょう!
メインとなるのは鮭ですが,両面を焼いて,次にその他の野菜を炒めます。
2人前ですが,フライパンに一杯の量となり,「これだけ野菜を食べられるんだから,ほんとOisixを頼んでよかったな」と思える瞬間です。
最初に紹介した「野菜が主役」というキャッチコピーは,あながち間違っていません。
鮭はあらかじめ焼き目を付けて取っておきました。
それを野菜を炒めたものに乗せて,バターと調味料と一緒に蒸し焼きにします。
何ができたか大体わかりましたね。
メニューが完成
この日のメニューはこちらの3品でした(1人前を取り分けています)↓↓
- 主菜:ふわうま銀鮭の味噌バター焼き
- 副菜1:野菜生あげのだし煮
- 副菜2:長いもと大葉のシャキッと和え
食べた感想を簡単にまとめますと,
主菜:自分1人の場合,鮭はせいぜいコンビニでチンするものを買うくらいで,バターと味噌の香しさがわきたつとともに「おふくろの味」,当時の懐かしき食卓が浮かびました。野菜も甘くふっくら仕上がっていて,ご飯の代わりにバクバクいけます。
副菜:生あげは野菜がぎゅっと詰まっており,食べ応えが抜群。和風だしで仕上げた,うす味のダシとショウガがなんとも健康的に,空いた胃袋を埋めてくれます。そして長いも。こちらは食感が素晴らしく,頑張って切った甲斐がありましたね。めんつゆにとろろ成分が乗っかると,こんなにもまろやかでおいしくなるんですね!大葉のさわやかさが締めにふさわしく,後味さっぱりでごちそうさまとなりました。
まとめ
まだ1年も利用していない新参ものですが,私なりに「ちゃんとOisix」についてまとめてきましたが,大体どのようなものか伝わりましたでしょうか。
毎日1度はしっかりと野菜を主体に食事をとり,料理の技術も向上させつつ,健康的に満腹になれます。
レシピも丁寧で分かりやすかったですしね。
なお,3daysでも5daysでもどちらがお得とかはありません。
メニューも最初の3日分は共通なので,必要な日数に応じて選ぶのがいいでしょう。
この「ちゃんとOisix」,献立が決まっているのは魅力にもなりますが,自分で食べたいものを毎日決めたいという方であれば,この後レビューする「Kit Oisix」の方を検討してください。
そちらは時短も意識したメニューになっています。
これから始める方であれば,おためしセットにKit Oisixが入っています!
最後までお読みいただきありがとうございました!