Oisixの食材宅配サービスは,大きく分けて「Oisix CookBox」と「Kit Oisix」の2つがあります。
前者は以前,「ちゃんとOisix」と呼ばれていましたが,2025年7月から名称が変更され,よりサービス内容が想像しやすいものになりました。
さて,今回はそんな「Oisix CookBoxのサービス内容」を扱い,どのような体験ができるのかについて紹介しようと思います。
これからOisixで定期的に頼んでみようと思っている方は,是非参考にしてみてください。
なお,初回限定で頼める「おためしセット」については以下の記事にまとめています↓
Oisix CookBoxとは
「野菜が主役の献立セット」というキャッチフレーズが付いていることからもわかるように,1食としてしっかり食べられるメニューが完成するのが「Oisix CookBox」です。
1食の構成は主菜と副菜2つの計3品からなっており,食材選びと献立の作成はOisixの管理栄養士が行っています。
とはいえ,届いた食材を調理しなければなりませんし,献立内容は各週で決まっているため,個別に変えるようなことはできません。
もっとも,その不自由さが逆に栄養の偏りをなくすことに繋がるわけで,外食ではありませんが,味付けは自分で作るものと大きく違うので,毎週楽しみにしています。
調理にかかる時間は30分に設定されていますが,実際に作ってみると
意外と短く作れたな。
という印象です。
ここで注意すべき点をまとめておくと,先述したように1日ごとの単品では選べない他,2人前以上の展開となり,1人前がないことが挙げられます。
日数は3日分(3daysセット)か5日分(5daysセット)のいずれかが注文でき,それが一度にまとめて届く感じです。
後者においても賞味期限がしっかりと考えられており,レシピ通りに食材を使っていくと新鮮なままで使い切ることができます。
なお,3daysと5daysの内容が全く異なっていることはなく,3daysのメニューに新たに別の2日分のメニューを加えたものが5daysになると覚えておきましょう。
ここまで,文章を主体で要点をまとめてきましたが,実際に頼んだものを写真で見ていくことで理解がより深まるように思います。
そこで次章から,到着の様子から献立が完成するまでを具体的にみていくことにしましょう!
Oisix CookBoxの到着時の様子
クールと冷凍のどちらでも届く可能性がありますが,私の場合,クロネコヤマトの配達員の方が毎回届けてくださっています(日付や時間指定ができます)。
上記画像の左が,ある日の「Oisix CookBox 3daysセット」で,右が「5daysセット」の様子です。
こうして並べてみると,量が多くなる分,後者の方が大きな箱で届くことになります。
加えて,一気に5日分ともなると賞味期限が問題になりやすくなるので,冷凍保存のものが多くなる印象です。
さて,中身を比較してみましょう!
5daysセットの方は,同時に注文した単品商品(バッテンを付けたもの)が含まれてしまっていますが,左が3daysセット,右が5daysセットの食材例です↓
「気持ち,ちょっと違うかな」という感じで,どちらもかなりのボリュームがあります。
箱を持ち上げたときは軽く感じました(牛乳などを同梱すると重くなります)が,テーブルの上に広げてみると多いです。
食材のほとんどは冷蔵庫か冷凍庫で保存しますが,今回のものの中では大葉を白い梱包材のまま保管するところが独特でした。
なお,食材以外に全日程分のレシピも入っていました↓
こちらは「Oisix CookBox 5daysセットレシピ」の1ページ目ですが,Day1・Day2・Day3といった具合に,毎日使う食材が一覧で確認できる他,自宅で別に用意すべき材料のリストも示されています。

ページをめくると,1日ごとのレシピが載っています↓
毎回このようなレシピが入っていて,カラー印刷なので分かりやすいです。
盛り付けの様子や切った感じを確認しやすく,包丁の使い方に不安がある私からすると大変に助かっています。
作り方の一番下で,翌日分の解凍についての指示まで記載されているあたりは特に親切です。
Oisix CookBoxの作り方
それでは,Oisix CookBoxを実際に作ってみるときの様子についてみていきましょう!
その日使う食材を用意する
まずはレシピの1ページ目をみて,その日に使う食材を冷蔵庫から取り出します。
同じ野菜を1日目と3日目に分けて使うようなことが結構あるので,カットするときが意外と一番緊張するものです(最初の1ヶ月くらいは,間違えて使い切ってしまうことがありました)。
こちらが1日分(2人前)の食材です↓
ここから主菜と副菜2つを作っていきますが,鮭と生あげを使ってどんな料理が完成するのでしょうか。
そうしたワクワク感もCookBoxの魅力です。
調理を開始する
この日は副菜から取り掛かることになりました。
長芋を拍子木切りにしますが,かゆみが出ないか心配です。
しかし,そこは親切なレシピで,「かゆみが気になる方は酢水に浸しながら皮を剥いてください」といった気遣いまでが書かれていたため,その方法を行い無事にカットすることができました。

大葉とめんつゆを合わせると,もう副菜が1つ完成します↓
続いて,副菜の2品目に取り掛かりましょう!
生揚げは野菜が入った大き目のもので,それを十字に切って,ショウガと一緒に鍋に投入します。
これを,調味料とともに弱火で10分間煮ていきましょう↓
煮込んでいる間に主菜を作り始めますが,鮭がメインでそれに多くの野菜が加わります。
今回の注文は2人前でしたが,フライパンに一杯の量となり,
これだけ多くの野菜を食べられるのだから,本当にCookBoxを頼んで良かったな。
と思ったものです。
最初に紹介した「野菜が主役」というキャッチコピーは間違っていませんでした↓
鮭はあらかじめ焼き目を付けて取っておきました。
それを野菜を炒めたものに乗せて,バターと調味料と一緒に蒸し焼きにします。
ここまでで,何ができたか想像ができたのではないでしょうか。
メニューが完成
この日のメニューはこちらの3品でした(1人前を取り分けています)↓
- 主菜:ふわうま銀鮭の味噌バター焼き
- 副菜1:野菜生あげのだし煮
- 副菜2:長いもと大葉のシャキッと和え
食べた感想をまとめると以下のようになりました↓
主菜:自分1人の場合,鮭はせいぜいコンビニでチンするものを買うくらいでしたので,今回,バターと味噌の香しさがわきたつものを食べて,おふくろの味のような,懐かしき食卓の風景が脳裏に浮かんだものです。野菜は甘くふっくらと仕上がっていて,ご飯代わりにバクバク食べられます。
副菜:1品目の生あげは,野菜がぎゅっと詰められていて,食べ応えが抜群です。和風だしで仕上げた,うす味のダシとショウガがなんとも健康的に,空腹の胃袋を埋めてくれます。2品目の長芋ですが,こちらは食感が素晴らしく,頑張って切った甲斐がありました。めんつゆにとろろ成分が加わると,これほどにもまろやかで美味しくなることに驚いています。大葉のさわやかさが,後味をさっぱりしたものにしてくれました。
まとめ
以上,Oisix CookBoxのメニューを中心にまとめてきましたが,大体どのようなものが届くのか伝わったのではないでしょうか。
野菜を多く摂取することができ,丁寧に書かれたレシピを読むことで適宜料理の技術を向上させることができます。
なお,3daysセットと5daysセットとでどちらがお得とかはありません。
メニューも最初の3日分は共通なので,必要な日数に応じて選ぶのが良いでしょう。
このCookBoxは献立が決まっていて変更ができないため,自分の方で食べたいものを毎日決めたいという方は,Kit Oisixを検討してみてください↓
そちらは時短も意識したメニューになっています。
これから始める方は,おためしセットから始めてみてください↓
最後までお読みいただきありがとうございました!