最近,糖質制限によるダイエット効果を実感する機会が多かったので,ここでもう一押しにと,より気合を入れて頑張ってみることにしました。
そこで今回は,低糖質な食事に加えて,ランニングを10日間毎日続けてみたいと思います。
理想としては筋トレも行いたいものですが,あくまで食事と有酸素運動の組み合わせにより,どこまで体重や体脂肪率が変化するかを知るのが目的です。
なお,冷凍弁当としては「FIT FOOD HOMEのおかずプレートヘルス低糖質」を利用したので,そちらの味の感想に興味がある方もご覧ください。
低糖質な食事と有酸素運動を組み合わせたダイエット方法
今回行ったのは低糖質な食事と有酸素運動を組み合わせたダイエットで,詳しい方法は以下の通りです↓
- 期間は10日間
- 毎日5kmのランニング
- 夕食は低糖質な食事に
- 毎朝体重計に乗る
なお,3食全てを低糖質なものにはしていません。
朝ご飯は,普段通りパンと卵とウインナー,そして野菜スープを飲むようにし,昼は完全に自由に食べています。
夕食だけの影響にフォーカスできるようにと,朝昼に関してはこれまで通りを基本としますが,バカ食いは控えてお菓子はなるべく食べないなど,期間中はダイエットを多少意識しながら過ごすようにしていました。
そして夜には毎回,FIT FOOD HOMEの低糖質な冷凍弁当を1つ食べるようにしましたが,夜に糖質の摂取を極力減らすことはダイエットを行う上で重要です。
とはいえ,最近のコロナ禍で宅食サービスが充実してきており,簡単に低糖質な食事が手に入るようになりました。
FIT FOOD HOMEのおかずプレートであれば,単独で食べると糖質を15g程度に抑えることが可能になりますし,冷凍弁当なので,レンジで数分温めるだけで用意が整うので,その分,ワークアウトの時間を捻出できるというメリットがあります。
夜はランニングを行ってから風呂に入り,その後すぐに夕食をとるようにしていますが,具体的な時間帯については特に設定していません。
ただし,ランニングはどれだけ疲れていても毎日欠かさず実施するように心がけ,ランニングマシーンの目標距離は5kmに設定,それを毎時6~7kmで走って50分前後で終了するというのが基本です。
もちろん,疲れている日は早歩きする時間が増えたりと,取り組み内容にはその日の状態で差があります。
体重や体脂肪率は,朝起きたタイミングで計測しました。
低糖質ダイエットの結果と考察
以上のダイエットを行った結果を,早速報告すると,以下のグラフのようになりました↓
グラフはスタート時からの体重と体脂肪率の変化を示しているので,初日は0の目盛りから始まっています。
オレンジ色の線をみると,体重は順調に減り続けて,10日間で2.6kgの減量となりました。
個人的に,食事とランニングを組み合わせると,体重を一気に落とすことが可能です。
頑張った甲斐があって,見た目的には,お腹周りが明らかに引き締まったように感じます。
もっとも,体重を急激に減らしてしまうと,人の身体は飢餓状態に陥ってしまい,脂肪ではなく筋肉量が減るようになってしまったり,栄養を吸収しやすい身体に変わってしまうので,1ヶ月で2kgの減量くらいまでに抑えておくのが理想です。
今回,脂肪量の変化は0.9kgのマイナスだったので,筋肉は1.6kg減ったことになります(骨格筋率の変化から計算しても同様の結果になりました)。
より筋肉量を維持するためには,ウエイトトレーニングを行う必要があるでしょう。
ところで,1回のランニングで消費したカロリーは150kcalです↓
1時間近く走っても,これだけのカロリーしか消費されないことを知るとガックリきてしまうかもしれません(おにぎり1個分にも満たないです)が,食事だけではここまで多くの体重を減らすことはできません。
体重が太り気味の方は食事制限だけでもある程度の結果が得られるでしょうが,体重が標準近くで固定されてしまった状態からのダイエット(適正体重から美容体重を目指すような場合)では,運動と食事の両面からのアプローチが有効だとわかりました。
今回のように毎日運動するのは現実的ではないでしょうが,低糖質な食事を1ヶ月続けつつ,2~3日に1回は運動することで,同等の結果は容易に得られるでしょう。
次章では,今回使った冷凍弁当についてみていきたいと思います。
FIT FOOD HOMEのおかずプレートヘルスを食べた感想
FIT FOOD HOMEのおかずプレートヘルスですが,「低糖質・減塩・低タンパク質/低カリウム・高タンパク/低脂質」の目的から選択できますが,今回は「低糖質(10食)」を利用しました。
値段は1食600円程度なので,十分続けられる価格設定です。
内容の違う5種類が2食分ずつ入ったセットになりますが,どんな献立を含めるかについてはいくつかある組み合わせの中から選ぶことができます。
今回は以下の5種類の入ったセットを注文しました↓
- ケイジャン風スパイシーハンバーグ
- チキンソテーこだわりの白みそソース
- 柔らかポークの赤ワイン煮
- サーモンのフローレンス風
- 魚介のポワレ香草バターソース
以下では1食ずつ,味や糖質などの情報についてまとめていきます。
ハンバーグ
FIT FOOD HOMEのハンバーグは牛肉と豚肉をミンチにして成形したものですが,味付けの段階にバリエーションがあるのが特徴です。
照り焼きソースやバター醤油,和風おろしなどがその例として挙げられますが,今回私が食べたのはケージャン風で,にんにくや玉ねぎの香りが利いた味付けになります。
香辛料のような風味も感じられ,普段とは違う新鮮さがありました。
他の材料として,ぶなしめじや赤青黄色のピーマンが使われているので,食感や見た目的にも楽しめるはずです↓
ところで,電子レンジで調理した際,温まり方にややムラが出てしまったように感じられたので,2食目のときは,食べる前日に冷蔵庫に移しておくことで,よりおいしく食べられるようになりました。
この方法はすべての冷凍弁当に応用できるので,お試しあれ。
付け合わせのスナップエンドウやニンジンは甘いです。
野菜炒めでは,モロヘイヤにキャベツが入っていて,片栗粉を使用することで滑らかな食感であると同時に,ごま油と干しエビで香ばしく仕上がっていました。
卵のオムレツは甘みのない塩味で,大き目のツナがタンパク質量の増加に貢献してくれます。
栄養成分
カロリー282.7kcal,糖質12.0g,脂質13.8g
チキンソテー
大きめで食べ応えのありそうな蒸し鶏を見ると,「まさに今,自分はダイエットをしているのだ」という当事者意識がふつふつと湧いてくること間違いなしでしょう。
これがサラダチキンだとがっかりですが,かかっているのは,白味噌ソースという生クリームと西京味噌から作られたもので,鶏肉にかけたものを2度焼きしている念の入れようです↓
量は気持ちたっぷりめで,また食べたいと思わされる味でした。
付け合わせの赤タマネギも,食感の変化を生み出してはヘルシー感を付け加えることに成功しています。
切干大根は,唐辛子が使われていてピリ辛であるものの,無添加だからでしょうか,平坦な味わいです。
とはいえ,しばらく噛んでいると,みりんや昆布の風味が広がります。
チャンプルは,鰹の風味が加わったやさしい甘みが特徴で,これぞFIT FOOD HOMEの味と言ってよいほど,不思議と懐かしさを感じる味わいでした。
栄養成分
カロリー322.0kcal,糖質14.9g,脂質11.9g
ポーク
主菜のポークは3時間の下茹で後,赤ワインで煮込んだ柔らかいものを4枚に切ったもので,脂身部分は口の中で溶けてなくなります。
ところで,デミグラスソースの味はほんのり残る程度で,明確な塩気や甘みはありませんが,しかし,だからこそ国産豚の味がよくわかるというものなのかもしれません。
脂身も普段は食べないのですが,こうして食べると,赤身部分との違いが感じられて楽しめます↓
付け合わせのジャガイモやニンジンも,そのものの味がよくわかりました。
副菜である,ジューシーなアスパラガスが入ったグラタンは,エビの旨味が利いています。
もう1つのエスニック炒めの方はホウレン草がたっぷりで,ひよこ豆はカレー味となっており,1つ入った鶏肉がご褒美みたいでなんだか嬉しいです。
両者ともに濃い目な味付けで,量的にも満足感がありました。
余談ですが,同社のヘルシーミールのラインナップでは豆がご飯代わりとなっています。
気に入った方はそちらも検討してみてください。
栄養成分
カロリー289.6kcal,糖質14.3g,脂質10.5g
サーモン
サーモン焼きはそのままでも食べられる塩味ですが,それを,ホワイトソースの淡白な味わいが中和しています。
骨があるのが残念ですが,魚の下にはホウレン草が敷き詰められていて,ホワイトソースと合わせて食べれば完全にグラタンでした↓
「フローレンス風」とラベルに書かれていましたが,どうやらそれはホウレン草の産地であるフィレンツェを指す言葉のようです。
副菜に目を移すと,カリフラワーは穀物酢やオリーブオイルで味付けしてあり,レッドキャベツの質感が,料理ごとの違いを引き立てます。
豚肉はニラの炒めものでは,きび糖を使ったやや甘めの味付けが特徴です。
今回の弁当だけでも塩味に酸味に甘味と3種類きましたので,さすが工夫されているなぁと感じました。
栄養成分
カロリー278.4kcal,糖質12.9g,脂質13.6g
魚介のポワレ
見た目のインパクトが1番強かったのがこちら。
鶏肉はカレー味にスパイスが利いた味わいで,アスパラガスの食感が好みです。
ナスのグラタンは意外にもあっさり。
それもそのはずで,使われている肉は大豆ミートでした↓
食感はひき肉のような感じでしたが,何味なのだろうと調べると大豆だという。
緑黄色野菜に囲まれた中央には赤魚が鎮座し,白身魚らしい淡白な味わいながらも,骨はなくて食べやすく,香草のバターソースが風味を豊かに変えてくれていました。
帆立貝とエビは塩味でおいしかったです。
栄養成分
カロリー263.4kcal,糖質12.0g,脂質10.0g
まとめ
以上,10日間にわたって食事と運動の両面からダイエットを頑張ったときの記録でしたが,明確な成果を得ることができたことに大変満足しています。
ランニングに比べると,低糖質な冷凍弁当の貢献度は大きなものであったでしょうが,以前RIZAPの弁当を試したときは運動をしなかったこともあり,体重の減少量は今回ほどではありませんでした↓
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是非,ダイエットを行う際は低糖質な冷凍弁当に加え,運動も一緒に行うようにしてくださいね。
なお,今回利用したFIT FOOD HOMEのおかずプレートヘルスは,低糖質なものを選んだからかもしれませんが,「よく味わう」とはどういうことなのかについて気づかされるものでした。
いかに普段自分が,明確な味付けの食事に慣れてしまっているのかがわかり,なるほど,添加物がない食事とはこういうものなのですね。
素材本来の味というのは,濃い目のソースで紛らわされてしまうと感じ取れないものです。
舌が肥えるとは,素材そのものの繊細な味を明確に区別できるようになることなのかもしれません。
ところで,FIT FOOD HOMEのお弁当には,低糖質以外にも多くのバリエーションがあります。
ダイエットをされる方であれば「ダイエットミール」を選んでもよいでしょうし,私は,もう少しFIT FOOD HOMEの食事についての理解を深めるために,「おかずプレートリッチ」を検討中です。
どんな動機であろうと,健康的な生活を送れるのであれば,それに勝るものはありません。
私は,体重や体脂肪は押さえながらも,純粋に筋肉量を増やすトレーニングを今後取り入れていこうと思います。
お互い,ダイエット生活を頑張っていきましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。