今回は,BASE BREADの数あるラインナップの中から「BASE BREADチョコレート」をレビューしていきましょう!
公式サイトでは菓子パンに分類されますが,甘みはあくまでほんのりなので,私はプレーンに近いものだと考えています。
日本人の主食であるお米もそうですが,よく味わってみると甘く感じられるわけで,だからといって塩気のあるものとの相性が悪いわけではありません。
BASE BREADチョコレートも同様で,菓子パンとしておやつ代わりに使う以外にも様々な食べ方が可能です。
ここでは,ハンバーガー的な食べ方にも挑戦してみたいと思います。
BASE BREADチョコレートとは
BASE BREADチョコレートは2020年5月18日に初登場となりました。
それまではプレーン味のみが販売されていましたが,
たまには違った味のものを食べてみたい!
というユーザーからの熱望を受け,おやつ向けにも使えるように味を変えてきたのがきっかけです。

BASE BREADは個包装で,酸化を防ぐための脱酸素剤が封入されていることもあって,賞味期限は1ヶ月強確保されていて使いやすいです。
封を切ってそのまますぐに食べることができます↓
変にべたつくことはないですが,全体的に柔らかい質感のため,軽くトーストしてパリッと表面を仕上げて食感を変える食べ方もおすすめです。
その場合,多少調理に手間取りますが,トースト後の空間にはチョコの香りが漂い,甘みはより控えめになるように感じました(通常時,パッケージを開けてチョコの香りが立つようなことはありません)。
発売当初のものは大人のおやつのような印象を受けましたが,リニューアル後は子どもでも食べられるソフトな甘みに変わり,全粒粉のパンにありがちなプチプチとした感触や苦みがほぼなくなり,食べやすくなりました。
リニューアルによって穀物由来の苦みを減らしました!
と,開発スタッフの1人が報告していましたが,どうやら苦みを覆い隠す物質を加えたとのことです。

実際,新旧のチョコレート味を食べ比べるイベントにおいて,参加者の8割以上が「リニューアル版を気に入った」と回答していました。
しかし,それでもなお甘さが控えめであることを覚えておきましょう。
事前に公式サイトなどで,「子どものおやつにも」といったレビューを目にすると,結構甘めと思って購入する方も少なくないでしょうが,予期せぬ結果になる可能性があります。
実際,小学校に入る前の姪っ子に食べさせてみたところ,おやつはもう少し分かりやすい味の方を好む感じでした。
もっとも,それはきっと市販の甘い菓子パンに毒された結果なのでしょう。
私の周りには「ハーゲンダッツのアイスしか食べたことがない人」や「インスタントラーメンをこれまで口にしたことがない人」が実際に存在しているので,幼少期の味覚形成に関してはよく考えた方が良いのかもしれません(ジャンクフードは良い例です)。
もっとも,甘さは調味料を使って後から追加できますし,この控えめな甘さのおかげで普通のパンとしても食べやすくなっています。
実際,その使いやすさから,BASE BREADのヘビーユーザーの間で一番人気だったのがこのチョコレート味でした(2022年11月BASE FOOD社調べ)↓
2022年時の人気BASE BREAD
1位チョコレート(42.7%),2位プレーン(15.3%),3位メープル(13.0%),4位ミニ食パン(9.7%),5位シナモン(8.7%)
今では当時よりもずっとパンの種類が増えていますが,それでもチョコレートの使いやすさに変わりはないようです。
次章以降では,通常のプレーン味との違いについて簡単にまとめてみましょう!

BASE BREADのチョコレートとプレーン味の比較
ミニ食パンもありますが,BASE BREADのプレーン味は根強い人気を誇っています。
その栄養成分についてはすでに検証を終えていますが,通常のロールパンとは別もので,シリアルとも十分に張り合える栄養バランスでした↓
菓子パンに属するものの中では例外的に,プレーンの姉妹品みたいな形をしていますから,成分自体にそこまで大きな違いはなさそうです。
原材料として異なるのはチョコレートフラワーペーストと水あめが加わり,脱脂粉乳が使用されていない程度となっています。
栄養成分でみると「熱量が+46kcal,脂質が+1.2g,糖質が+7.5g」くらいで,基本となる栄養成分は同様です。
なお,先ほど「思ったより甘くない」と感想を述べましたが,プレーンと食べ比べてみると味の違いが確かに感じられます。
チョコレートの香りと甘みが感じられますし,味が付いている分,より食べやすかったです。
ベースフード社の工場の様子を見たことがありますが,材料を練り合わせた生地を冷蔵庫で1日熟成させ,そこにチョコレートシートを織り込んでいました。
成形は手作業で行われ,きれいに捻じられてから焼き上げられるのが特徴だという説明でした。
ちなみに,BASE FOODのヘビーユーザーの中には,2年半で3300袋以上のチョコレート味を食べた強者が存在します。
私も,単独で食べる場合はチョコレートを選ぶことが多いですが,最近はメープルやシナモンの出番も増えました↓
菓子パン以外に食事パンや総菜パンもあります。
BASE BREADチョコレートをおやつとして食べる方法
このBASE BREADチョコレートですが,バターとの相性が抜群に良いです。
チューリップパンのように,ちょっと真ん中に切れ込みでも入れて,トーストしてみてください。
そこにバターを載せると,すぐに染みて大変おいしく食べられます。
スイカに塩ではないですが,「塩気があると甘みが引き立つ」という古くからの言い伝えは,BASE BREADチョコレートにおいても当てはまるようです。
夏場には冷凍した本商品を半解凍の状態で食べてみても美味しかったです。
なお,私のもう1つのお気に入りの食べ方は「追いチョコ」となります。
「足りなければ足せばいいだけ」という,某祭りクジの店主のような考え方でもってチョコ要素を追加してみてください。
どんな子どもでもきっと満足する魅惑のホットケーキ的なものが完成します↓
ちなみに,通常のメイプルシロップをかけるでも構いませんが,BASE BREADメイプルがありますから,私のおすすめは完全にチョコレートシロップです。
メーカーとしてはハーシーズのものや明治屋のものをよく使っています。
この他,ソントンのホイップクリームもおすすめです。
滴るチョコとバターの混ざった芳しい液体が,至福の時間を演出してくれます。
さて,バターだけならまだしもチョコまでかけてしまうとなると,もうすっかりおやつ気分です。
次章ではメインのおかずとして食べられるよう,ハンバーガー的なものを作ってみましょう!
BASE BREADのチョコ味でハンバーガーを作る方法
BASE BREAD以外の材料は,ハンバーガーと聞いて頭に浮かぶものを一通り揃えれば大丈夫です。
野菜と肉,それにチーズが基本となるのでしょうが,今回は卵とタマネギも使ってみましょう。
ベーコンはカリカリに焼きますが,同じフライパンで,玉ねぎの外皮部分を型のようにして,厚みのある卵も作ります↓
残ったタマネギも薄く切って炒めましょう。
BASE BREADは,片方にスライスチーズを乗せた状態にしてレンジ行きにします↓
具材の乗せ方は適当ですが,下段からチーズ・ロースハム・レタス・卵・玉ねぎ・ベーコンの順にしてみました↓
ちょっと今回は写真用に竹串を刺して固定していますが,実際は上から圧縮して食べたり,ラップに包んで昼食行きにしたりするのが通常です。
1回分を切り分けて食べるので,実際はこんな感じでつまみます↓
こうしてみるとサンドイッチみたいです。
なお,普段はこれをプレーンのものを使って作るのですが,今回はチョコレートのパンズにしてみました。
食べてみた感想ですが,塩気と重なるとチョコペーストの甘みが増すため,想像していたよりも万人ウケしない味になってしまった気がします。
塩気があるものと同タイミングで食べてしまうのはおすすめしませんが,別のタイミングで食べると,よりBASE BREADチョコレートの甘みを強く感じることができました。
とはいえ,BASE BREADチョコレートが登場した経緯がマンネリ化を防ぐためだったと考えると,こうした変わった食べ方にも挑戦する価値はあるでしょう。
逆に,フルーツ系(パインとかトマトとか)を中心にまとめて,オリーブオイルをかけて食べてみると良いかもしれません。
まとめ
以上,BASE BREADチョコレートの簡単な説明と,追いチョコをしたものやハンバーガー的なものを作って,その味についてレビューしてきましたがいかがだったでしょうか。
今回のレビューで言及したBASE BREADチョコレートの感想についてまとめると,
- 甘さは意外と控えめ
- 塩気のあるものと一緒に食べると甘みを感じやすい
- プレーンと同様,クセがなくて単独でも食べやすい
- 栄養成分的にはプレーンにチョコ要素を追加した感じ
- バターとの相性は抜群
- おやつ用途ならチョコシロップの追加がおすすめ
- 色々な食べ方を試してみたい
となります。
お得に購入するなら公式サイトでの購入がおすすめですが,初めて利用される方は以下の記事を参考にしてください↓
最後までお読みいただきありがとうございました。